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徒然日記 Vol 735 神さまって・・

  「この世に神さまが本当にいるならあなたに抱かれて私は死にたい」で始まる島倉千代子の「愛のさざなみ」という歌がある。中学生の頃に、何故かよく口ずさんでいた歌だ◆続きは「ああ湖に小舟がただひとつ やさしくやさしく くちづけしてね くりかえすくりかえす さざなみのように」。揺れる小舟の上で男女が抱き合っている光景を想像して、心ときめかせていたものだ。今は、なんて能天気で平和な歌なんだろう、と思う◆世界では、戦争や飢饉により餓死する子どもや老人たちが、後を絶たない。テレビでは、国連の会議だったろうか、ウガンダの食糧危機にあえぐ人々の状況を伝え、早急なる国際的な救済の必要性を、涙ながらに訴える人の姿が映されていた◆日本では、米不足で古古古米の販売に長蛇の列が。しかし、だからといって餓死する人は、この国にはいないはず。遠い国では、痩せ細った子どもを抱いて途方に暮れている母親がいる。いずれ、その子は栄養失調で死に逝く身か。何もできない私がここにいる。この世に神さまなんて本当はいないんだ、と思ってしまう。

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