徒然日記Vol 721 子どもらに教えられVol 4
一昨年の市議選で4期目に挑戦し、あえなく落選し、縁あってその年の5月から発達障害児のデイで働き始めた。昨年の5月には異動になりバイクで5分の今の現場に異動した。平日の一日と日祭日以外は休み無く働いている。子どもたちは14名の登録で、一日で最大10名を受け入れている。長期の春や夏休みは朝から自宅に迎えに行き、夕方にまた、自宅に送り届ける。学校がある期間は、午後から学校に迎えに行っている◆子どもたちは、小2から高1の男女で、普通学級の子もいれば、支援学級や支援学校に通う子もいる。それぞれに個性豊かな子どもらで、健常児では?と思える子もいれば、言葉が出なくて排泄が自立できていない子もいる。職員は一日勤務の正規が私を入れて4人、週に3日程度で午後から勤務の臨時職員が4人の計8人が配置されている◆4〜50人ほどの子どもらに3〜4人の職員で対応する学童に比べれば、より良い環境だ。毎日、子どもたちのために様々な療育を提供している。療育内容は、集団でのゲームや個別の訓練など様々だ。週に2回は近隣の公園に散歩に行ったりもしている。子どもたちには、それぞれに個別支援学計画が立てられて、その計画内容を職員で共有して、子どもたちの成長の手助けをしている◆私は、これまでの経験を活かして、特に木工作業を通した療育に取り組んでいる。竹や木材を使って、箸やスプーン、竹トンボ、風車、楽器などを子どもらと作ってきた。作業はペーパーがけやノコギリを使っての切断、ドリルを使っての穴開けなど様々だ。子どもたちそれぞれの能力に合わせた作業を提供し、作業を通し、手先の訓練や集中力や持続力を高めることを狙っている。ある子は、機械が好きで、今、ドリルや糸鋸盤の操作が一人でできるようにと取り組んでいる。今後、子どもたちの力を借りて、私のオリジナルの作品をたくさん作り、その作品を秋の高森でのアート&クラフトフェアに出展する予定だ。そして、その売り上げの一部を、子どもらのオヤツ代などに還元できれば、と思っている。
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