徒然日記 Vol 697
命の大切さを思う
お正月の能登半島を中心とした地震から三日。少しずつ被害の状況等がわかってきた。多くの建物が倒壊し、輪島の市場では火事が発生。今でも瓦礫の下でもがいている人がいるかと思うと胸が痛くなる。あの熊本地震からやがて八年。余震から本震の夜、そして度重なる余震の日々。今でも、あの時の恐怖が時折蘇る◆私の大学時代の友人のKの里が、能登半島の先端の民宿で、今回の地震の震源地に位置する。大学時代の夏に友人のKと彼女、私の今の連れ合いの四人で宿泊したことがある。夕食には、新鮮な刺身が並び、サザエが丼ぶりで出てきた。綺麗な海で泳ぎ、自転車で半島を巡った◆Kの安否が気になり、携帯に連絡したものの、全く違う人に繋がった。彼の会社や、民宿に連絡するも、繋がらない。彼や民宿でお世話になったお母さんの無事を祈るばかりだ。そして、昨日の二日の夕方には、羽田空港で航空機事故があった◆滑走路で待機していた、被災地に物資を運ぶための自衛隊の飛行機と、着陸する航空機が滑走路で衝突し、自衛隊機も航空機も炎上した。自衛隊機の四人の乗員が亡くなり、航空機の乗客300人近くは、無事避難。自衛隊機も航空機も、燃え尽きてしまった。新しい年が、災害と事故で始まった。多くの犠牲者や被災者に心を寄せながら、命の大切さを思う、年始だ。
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