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徒然日記 Vol 703

誰のために何のために

 昨日1月27日の土曜日の夕方は、西県議関連と校区防犯協会の新年会が地元であり、両方掛け持ちで参加してきた。いずれの場でも、幾人かの人たちから、3年後の市議会議員選挙に立候補するのか、と問われた。結論は、出馬しない、これまで人から頼まれての人生だったこと、これからの残り10年間ほどは自分の人生を歩みたいことなど、を伝えた◆それでも「次も出なんタイ」と言われる人がいた。これまで、人のため世のために、と精一杯頑張ってきたつもりだ。次期選挙時は73歳になる。議員は高額な報酬は貰えるものの、体力と気力が必要で、何よりもそれを支える高い志や情熱が無ければならない。熊本市議会議員としての3期12年間は、特に教育や環境や福祉の施策の充実に向けて、様々な質問や政策提言等を行ってきた◆確かに、まだまだ、やり残した事がある。しかし、次回の選挙で、例え当選したとしても、77歳まで情熱を持ち続けて頑張れる自信が無い。「次も出なんタイ」と言われる人たちには、私の長年の夢である晴耕雨木の生き方を伝えても、その思いは届かないようだ◆本当に、熊本市政に、そして、この地元に議員が必要と思うのであれば、私以外の若い人を探して、当選に向けて取り組むべきではなかろうか。私も、この人はと思う人に声をかけているが、鼻から受け付けてはくれない。4月には、最後の後援会総会を開き、私の進退をきちんと表明することにしている。今は、高森での暮らしをする自分の姿を思い描きながら、少しずつ、そのための準備を進めている。自分のための、人生を歩むために。

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