« 徒然日記 Vol 698 | トップページ | 徒然日記 Vol 700 »

徒然日記 Vol 699

言葉の重さを知る

 今回の能登半島地震の報道を目の当たりにして、言葉の大切さを実感した。地震が発生した時の、ある放送局の女性アナウンサーの呼びかける声が今でも耳に残っている。「命を守るために逃げてください」「津波の危険があります。海沿いの方たちは高台に逃げてください」などのアナウンス。その声には「助かって」という必死な思いがあふれていた。これまでの地震時の報道でも、地震の状況や避難等の報道があっていたものの、何かしら他人事のような雰囲気が拭えなかった。今回は、地震後の各局のアナウンサーの言葉には、以前よりも説得力があり、力があるように思う。「東日本大震災でも、家が気になって見に行き、亡くなった方がいます。揺れが落ち着くまでは避難先から動かないでください」「熊本地震は、余震の後に本震がありました。気を抜かずに用心してください」「孤立している地域の方々は、援助が来るまでの間、隣近所の方々で、助け合ってください」等々。地震発生時の、あのアナウンサーの必死な声を聞いて、ただ事ではないと感じて、すぐに逃げて助かった方々もいると思う。多くの報道に関わる人たちの多くが、近年の東日本や熊本などの震災の現場に行き、被災の現場を見て、被災した人たちの声を聞いたりしたことと思う。その、経験に基づいて、相手を思って必死に訴える、その言葉は、人を動かし、命を助けることができるのだ。今回の地震報道を聞きながら、言葉の重さを改めて知る日々だ。

|

« 徒然日記 Vol 698 | トップページ | 徒然日記 Vol 700 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 徒然日記 Vol 698 | トップページ | 徒然日記 Vol 700 »