徒然日記 Vol 683
キャンプの力を防災に
熊本地震から7年が過ぎた。あの時は、わが家も被災し、母はコミセンで、私たちは、近くの公園で一カ月近くの避難生活を送った。もう二度とあのような経験は、したくはないが、また、いつの日か、次なる地震があるかもしれない。我が武蔵校区では、震災後に自治連合会長の発案で、熊本市よりも先駆けて、防災委員会(熊本市は防災連絡会)を翌年に立ち上げた◆私が初代の会長を務めて、これまでに、住民や小学校の生徒などを対象にした、避難訓練や防災講話などを実施してきた。市は、毎年11月に、市全域での震災対応訓練を呼びかけている。ということで、今回の校区の取り組みとして「キャンプの力を防災に活かそう」をテーマに、実施することとした。対象は、地震当時に、車中泊をした家族や、今後、避難所ではなくて、公園や避難所となる小中学校の運動場で、車中泊等を望む人たちに呼びかけている◆私自身が二三年前から温めてきた企画だ。7年前の熊本地震の時に、小中学校やコミセンなどに避難した人たちは、殆んどが高齢者だった。中には、少数ながら若い家族などの、子育て世代もいらっしゃった◆しかし、プライバシーの確保ができなかったり、子どもたちが騒いだり泣いたりすることで、学校の校庭や自宅の庭先や車庫での車中泊やテント生活をした人たちが、多数いらっしゃった。今回の取り組みは、キャンプのノウハウを学び、地震の際に、車中泊やテント生活などで、避難生活ができる人たちを育てるためだ。私は、キャンプ歴40年以上。お金をかけずとも、衣食住の環境を整えれば、車中やテントで快適な避難生活が送れる、ということを知っている。訓練は、11月12日(日)の午前中。多くの方々の参加を願っている。
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