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徒然日記 Vol 687

シジュウカラが手の平に

 先日、職場の子どもたちと金峰山の山頂に行ってきた。金峰山は熊本市の西に位置する600メートル台の山で、市内の何処からでも必ず見える。金峰山の位置を確認して、今、自分がどこにいるのかを知ることができるし、自然が豊かで、頂上からは西側に海が、そして、東には市内の街並みが一望できる◆中学時代には、金峰山に近い、叔父・叔母の家で世話になって暮らしていたので、休みの日に時々、一人で歩いて登ったものだ。私が結婚して、連れ合いを一番に案内したのも、金峰山だし、金峰山の歌まで創ったほど、好きな故郷を象徴する山だ◆子供たちと久しぶりに訪れた頂上では、人に慣れたシジュウカラが手の平の餌(ピーナッツ)をついばむ、と聞いて、私も試してみた。展望所の一角で、手の平にピーナッツを乗せて、手を伸ばして待っていると、木の枝に数羽のシジュウカラが◆そして、待つこと5分ほどして、一羽のシジュウカラが私の手の平の上のピーナッツを一粒咥えて、木の枝に戻った。金峰山には、年間を通して毎日のように登っている人たちがいる。その方たちが、何年もかけて餌付けをしての、今だと思っている。ほんの数秒のことだったが、手が、そして心が震えるほどに、感動した。ただ、野鳥が手の平の餌を食べた、それだけのこと。しかし、今でも、シジュウカラの身体の重さが手の平に残っているのだ。

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