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徒然日記 Vol 667

時は過ぎて・・

 先日、髪を切りに(行きつけの店のマスターが入院中のために初めての店に)行ってきた。その店で、年齢の話になり、「もうすぐ70歳」と答えると女性の店主から「ウソでしょう若いですね」と言われた。御世辞にしても嬉しいものだ。鏡を見ながら、若い頃には髪がフサフサで、痩せていて、けっこうもてていたのに・・・などと思ったものだ◆先日の夜に18歳の孫が帰って来るなり「コスモス(近所のお店)に行くと、レジでいつも同じ女の人が僕に、手渡しでお釣りを渡してくれる。他のお客さんにはトレイに入れて渡すのに」と言っていた。孫は、色が白くスタイルも良く顔も小さく、イケメンの部類だ。私は「もしかしてだけど~その娘は、お前に惚れてんじゃね~の」と茶化した◆孫は、春からケーキ屋のカフェで働き始めて数カ月。お店の女性たちからも可愛がられているようだ。帰り道の夜のアーケードでは、幾度となく若い女性のグループのナンパに遭遇するという。彼にとっては、今が一番の「もて期」なのだろう。そして、近頃は韓国のアイドルよろしく、化粧なんぞを始めた。私は、「一番肌がきれいな時期に、なんで?」と聞くが無視された。髪を切ったお店でも店主曰く「最近の若者はすね毛や腕の毛も剃ったりしている」とのこと◆今や、若い女性には、草食系の清潔感有りの色白の痩せた男性がもてる時代のようだ。私はといえば、時は過ぎて、若き日の面影はなく、今や、禿げデブに色黒で短足で加齢臭を振りまくじじいだ。コスモスだけでなく、どこのお店でも、私に手渡しでお釣りをくれるなんて、あり得ない話だ。にしても、モテモテの孫に少しばかりの嫉妬を覚えながらも、今後、変な女性につかまりはしないかと、心配しているこの頃だ。

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