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2023年7月

徒然日記 Vol 670

セルフになっています

 孫のR男が、4月からケーキ屋さんのカフェで働き始めて、やがて4か月となる。毎日、クタクタになって帰って来る。以前は「余裕よ~」などと言って「爺ちゃんも頑張れよ」などと、5月から働き始めた私を励ましていた。今は厨房に入り、男手が一人だけということで、力仕事含めて、たくさんの仕事を任されて、相当こき使われているようだ◆厨房に入る前に、ホールを担当している時のことで、彼から聞いた失敗談がいくつかある。バニラシェイクを頼まれてお客さんに出す時に、「お待たせしました。マックシェイクです」と言ってしまった、とのこと。お客さんは、「マックかよ?!」とさぞや驚いたことだろう◆また、ある日には、カフェの水はセルフになっていて、お客さんから「お冷ください」と言われるたびに「すみませんセルフでお願いします」と何回も言っていたものだから、あるお客さんが「トイレは何処ですか?」と聞かれて、「セルフでお願いします」と言ってしまったらしい。トイレがセルフ!笑ってしまう◆母親が三歳のR男にパジャマを着せている時に「暑くなってきたから、そろそろ甚平にしようかね」と言われて「僕はじんべいじゃない。リュウトだよ」と、泣きながら訴えていた姿を思い出す。あの可愛かった孫が、失敗を重ねながらも、今は一人前に働いているのだから、感慨深いものだ。

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徒然日記 Vol 669

暑い夏がやって来た

 久しぶりの連休は、泊りがけで高森に行ってきた。夜は、小屋の軒からシートを張り、外で食べた。肴に竹輪とマカロニサラダ、そしてメインは、出来合いの寿司をいただいた。ビール、そして焼酎、ウヰスキーを飲みながら、ギターを抱えて歌ったりして過ごした◆連休中は、全国的に猛暑だったが、高森は、日中でも30℃程度で、風は涼しく、朝方は寒いほどだった。翌日は、朝と夕方に休み休み草刈りをした。草ぼうぼうだった空き地や家の周りもスッキリした◆日中は、10月の竹箸つくりのワークショップ用の竹を割ったり、畑のイノシシ対策のために、くさび(竹を尖らせて)を畑の周りに打ち込んだりした。涼しいといいながらも、身体を動かせば大量の汗が湧き出る。久しぶりに、いい汗をかいた◆そしてブルーベリーとトマトを収穫して、帰路についた。途中の山道では激しく雨が降り、寒いほどだった。市内は雨もなく、車から降りると、ムッとするほどの熱気だった。暑い夏がやって来た。休みの日は、涼しい高森に避難することにしよう。

◆夜の食卓

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◆畑 草刈前

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◆畑 草刈後

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徒然日記 Vol 668

賢いツバメと愚かな人間

 職場の軒さきにツバメの巣があり、先月、家族ともども巣だったかと思ったら、その後に次のつがいがやって来た。そして、三羽の子どもが生まれて、今、親鳥は子育ての真っ最中だ。私が口で「ちっちっち」と音を出すと、三羽のヒナが親鳥かと思って、巣から首を出して、黄色いくちばしを広げて鳴く。二・三週間もすると、前の家族と同じように巣立って、川沿いの草むらに巣を作り、暮らすのだろう。そして、夏の終わりには温かい土地に移動する。それにしても、自分で巣を作らずに、出来合いの巣で、せっせと子育てをするとは、賢い鳥だ。人間界では、子育てもできずに、子を殺す親がいる。賢いはずの人間が、戦争をして殺し合いをする。人間こそが、生き物の中では、一番残酷で愚かなようだ。

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徒然日記 Vol 667

時は過ぎて・・

 先日、髪を切りに(行きつけの店のマスターが入院中のために初めての店に)行ってきた。その店で、年齢の話になり、「もうすぐ70歳」と答えると女性の店主から「ウソでしょう若いですね」と言われた。御世辞にしても嬉しいものだ。鏡を見ながら、若い頃には髪がフサフサで、痩せていて、けっこうもてていたのに・・・などと思ったものだ◆先日の夜に18歳の孫が帰って来るなり「コスモス(近所のお店)に行くと、レジでいつも同じ女の人が僕に、手渡しでお釣りを渡してくれる。他のお客さんにはトレイに入れて渡すのに」と言っていた。孫は、色が白くスタイルも良く顔も小さく、イケメンの部類だ。私は「もしかしてだけど~その娘は、お前に惚れてんじゃね~の」と茶化した◆孫は、春からケーキ屋のカフェで働き始めて数カ月。お店の女性たちからも可愛がられているようだ。帰り道の夜のアーケードでは、幾度となく若い女性のグループのナンパに遭遇するという。彼にとっては、今が一番の「もて期」なのだろう。そして、近頃は韓国のアイドルよろしく、化粧なんぞを始めた。私は、「一番肌がきれいな時期に、なんで?」と聞くが無視された。髪を切ったお店でも店主曰く「最近の若者はすね毛や腕の毛も剃ったりしている」とのこと◆今や、若い女性には、草食系の清潔感有りの色白の痩せた男性がもてる時代のようだ。私はといえば、時は過ぎて、若き日の面影はなく、今や、禿げデブに色黒で短足で加齢臭を振りまくじじいだ。コスモスだけでなく、どこのお店でも、私に手渡しでお釣りをくれるなんて、あり得ない話だ。にしても、モテモテの孫に少しばかりの嫉妬を覚えながらも、今後、変な女性につかまりはしないかと、心配しているこの頃だ。

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