« 徒然日記 Vol 644 | トップページ | 徒然日記 Vol 646 »

徒然日記 Vol 645

眠れぬ夜を過ごして/悪夢の落選

 これまで長く生きて来て、様々な挑戦をしてきた。思うようにいった時もあれば、何をしても上手くいかない時もあった。挑戦のたびに、いつも最悪の結末を想定してきた。最悪の結果であっても、また立ち上がって、歩いて来た。今回の4期目挑戦の熊本市議会議員選挙は、その最悪の結末だった。私の選挙区の北区は9名定数に13名の立候補で、現職は私を入れて8名。今回、現職の7名と新人の2名(一名は勇退した議員の後継)が当選し、私は、2494票で11番目で落選した◆4年前の選挙では、3776票の負託を得て10人中5番目で当選した。今回の選挙では、前回から1300票近く少なくなってしまった。夜中の0時過ぎ、待機中の車の中で、落選の報を聞いた。多くの支持者の方々の支援を受けての落選だ。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。なぜ、こんなにも票を落としたのかは、今は、冷静には分析できない。会派の市民連合は8名。私の落選で、7名になってしまった◆団長に、「すまない」と電話をした。「この4年間、何しよったんね?議会だよりの手配りをせんかったけんじゃ?」。後援会長からは「立憲に入っておけばよかったかな」などと言われた。落選の一番の原因は、「絶対負けない」という自信があったからだと思っている。選挙戦の最中、公園で出会った、新人候補をたしなめたりもしたが、その候補が4600票以上を取り、3番目で当選した◆私自身の慢心のせいでの敗北だ。3期12年、豪雨災害や熊本地震の対応や、地元での自治会活動等、精一杯頑張ってきた。議会だよりも手配りではないが、議会ごとに質問・提言や活動等を2万世帯以上に配布し、知らせてきた。その私が、勇退する議員の後継の新人と、観光のための市の武将隊として加藤清正の役で、ラジオやテレビで顔を売ってきた新人に、はじき出されてしまった。2時過ぎに布団に入ったものの、これからすべきことを整理していたら、夜が明けた。今は、まだ悪夢を見ている最中で、実感がわかないが、しっかりと現実を受け止めて、いつのものように、また立ち上がり、歩き出さなければならない。まずは、応援していただいた方々への、お詫びとお礼の行脚をはじめよう。

|

« 徒然日記 Vol 644 | トップページ | 徒然日記 Vol 646 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 徒然日記 Vol 644 | トップページ | 徒然日記 Vol 646 »