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徒然日記 Vol 629

笑顔の素敵な  お地蔵さん

 12年前、私が議員になる頃、ある先輩から「電信柱にも挨拶するぐらいの気持ちでないと、議員は務まらんバイ」と言われた。以後、肝に銘じて、実践してきたつもりだ。この12年間で、多くの方々に会ってきて、顔も広くなった。文字通り髪が少なくなり額も広くなったものだが。いつだったか、近くのスーパーで買い物をしていると、知人の方が「議員も買い物するんだ」と驚いていらっしゃった◆私も地域で暮らす、いち住民だ。買物もすれば、ゴミ出しもするし、連れ合いが忙しい時は料理もする。昨年から、4月の選挙に向けて、支持者の方々の挨拶回りの日々が続く。「頑張ってください。応援してますよ」や「お疲れさまです」という言葉が一番嬉しいのだが、いろんな方がいらっしゃって、インターホンの向こうで「私は結構です」などと言われることもある◆ということで、いつものことだが、玄関に立つたびに、どのような反応が返って来るのかと、身構えてしまい緊張する。多くのご家庭を訪ねることで、分かったことは、家の周りに花や置物などを飾ってある所は、ほとんどの方が、優しく対応してくれる。きっと、心に余裕があるからであろう。先日は、初めてお会いした、高齢の男性の家の庭先に、笑顔の素敵なお地蔵さんが置いてあった◆どこで手に入れたんですか?と聞けば、「近くの石材店で店主に教えてもらって自分で彫った」の言葉と共に、お地蔵さんと同じような素敵な笑顔が返って来た。その笑顔に、心が丸くなり、ほっこりとして、元気が出た。そして、全ての人たちが、心豊かに人に優しくあるような社会であってほしいな、と思ったものだ。

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