徒然日記 Vol 635
お前は〇 〇かっ?!
今年、高校を卒業する孫のR男にまつわる話。4月からは、市内の老舗のケーキ屋さんで働く。明日は卒業式を迎える。現在、自動車学校に通い、免許取得に向けてがんばっている 。先日、孫の言うところの車校(しゃこう)から帰って来たので、「今日はしゃこうで何をしてきた?」と聞いたところ「看板」と答えた。一瞬何のことかわからなかったが、標識の勉強をしてきたらしい◆標識を看板とは。つい「お前は〇〇か?」と言ってしまった。この前は、夕食のメニューで、何が食べたいかと聞くので、タコとキュウリの酢みそ和えを頼んだ。美味しかったが、辛子が入っていないので、「辛子を立てて入れてよ」と言ったところ、皿ごと持って行き、辛子を振りかけて持ってきた◆呆れてしまったが、深呼吸をして辛子の立て方を、目の前で教えたら「一生辛子を立てることは、無いと思う」と言う。まだまだ、子どもで、この先、大丈夫か?などと思ってしまう。しかし、私の連れ合いが、この一カ月、手首を骨折して入院している間、毎日、洗濯や料理や片づけ等に頑張った◆朝も、連れ合いに起こされて登校していたが、連れ合いがいなくても、一人で起きて登校できるようになった。この前は、私の選挙のために「ビラ入れを手伝おうか」などと言ってくれた。常識や言葉を知らないR男、この先、苦労するかもしれないが、心優しく思いやりのある青年に育ってくれた。私も歳を取り、いずれはR男に、色々とお世話になることもあるだろう。「お前は〇〇か」の言葉を慎み、褒めることに心がけなければと思う、今日この頃だ。
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