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徒然日記 Vol 627

イマジン

 熊本市は、現在、現行の自治基本条例の内容の見直しを検討している。内容は、市内に居住する外国人を、市民として位置づけるというもの。外国人労働者が、今後、更に増加することに伴って、外国人を市民として位置づけて、様々な行政のルールに従って、地域で生活してもらい、日本人との共存を願ってのことだ。しかし、現在、その内容について、パブリックコメントで、市民の意見を聴取しているものの、2000人以上もの人たちから、反対の声が上がっている◆反対の主な理由は、市民として位置づけることにより、「いずれは外国人に参政権を付与するのか」「外国人を市民として位置づければ、彼らには義務だけでなく、行政への発言の権利等を与えることになりかねない」そのことにより、「日本の伝統や文化が守れなくなる」「外国人が増加することにより街の治安が守れなくなる」等だ。また、私のメールなどにも、同じような内容での、反対の意見表明があっている◆いずれの意見も、排外主義と言われる内容だ。現在この日本は、少子高齢化により、労働力が不足し、建築業や農業、更には福祉の分野等でも、多くの外国人労働者が日本のために日本人のために働いている。飲食店やコンビニなどでも働いている。国の政策としては、きちんとした移民政策はとられていないものの、将来には、更に多くの外国人労働者が必要となるのは必至だ。現在の法律では、外国人への参政権は付与されてはいない。しかし、一部の自治体では、一定の要件のもとに自治体の住民投票権などの参政権を認めているところもある◆ある人が、「このまま外国人が増加し、彼らに参政権を与えることになれば、日本が乗っ取られて、日本という国が無くなる」と言っていた。このような排外主義に対峙する「共存]という言葉がある。世界の「グローバル化」という言葉も。ジョン・レノンは平和を願って、50年以上も前にイマジンを歌った「国も宗教も無い、人はみな兄弟、世界は分かち合えるって、想像してごらん」って歌っている。残念なことに、パブリックコメントで反対する人たちには、イマジンの言葉は、永遠に届かないのだろう。だからこそ、世界から戦争が無くならないのだ。肌の色や、性別などの様々な違いに囚われずに、お互いを認め合い支え合う平和な世界は、いつやって来るのだろうか?

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