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2022年11月

徒然日記 Vol 622

便利さに飲み込まれないように・・・

 子どもの頃に読んでいた手塚治虫の漫画「鉄腕アトム」の世界では、空飛ぶ車や動く歩道や、腕に付けた電話などの世界が描かれていた。当時は、白黒テレビが普及し始めた頃で、そんな物があったらいいな、と思っていたが、今の時代、それは現実のものとなった。この数十年間で機械文明は大きく進化し、携帯はスマホに、ワープロはパソコンなどになり、ほとんどの人が利用して、便利にはなった◆しかし、アナログ人間の自分としては、やっとここまでついてきたものの、コロナ禍以後の変化が激しく、近頃は、やや息切れ気味だ。コンビニやスーパーでは、レジが無くなり、自分で清算するお店が増えてきている。私は、やっと慣れたが、精算機の前で、いつまでも支払いができずに戸惑っている高齢者を、よく見かける◆ファミリーレストランに行けば、テーブルに置いてあるタブレットで人数を入れて、メニューを注文し、食事は車付きのロボットが持ってくる。美味しいはずの料理が、何かしら味気なく感じるのは、私だけだろうか。ある日、郊外に、真っ黒なコンテナがいくつも並んでいた。倉庫かと思いきや、ワンルームのコンテナホテルだった。一泊6000円以上也。管理人はいなくて、スマホなどで予約して支払うシステムのようだ。内部はホテル並みだが、私には、景色も悪く、閉ざされた空間で息苦しく思うのだが、一体だれが利用するのだろうか◆将来は、免許証も保険証もマイナカードで管理されるという。便利かもしれないが、情報の管理は大丈夫なんだろうか?いつか見たSF映画では、太陽の電磁波の影響で、コンピューターも電気も止まり、車や時計やパソコンなど、地球上の機械という機械が全て機能しなくなり、混乱し右往左往する人々の姿が描かれていた。もし、そうなった時、私たちは、きちんと生き残ることができるのだろうか?今や、進化というよりも、変容しつつあるような、この世界。私たちは、もうこれ以上、便利さに飲み込まれないように、一回立ち止まって、本当に必要な物や事柄は何だろう?と自らに問う時に来ているのではなかろうか。

↓ 休みの日に絵を描いた

 11月視察時の兼六園の風景 

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徒然日記 Vol 621

妊娠八カ月?!

 この半年ほど、いろんな人に会うたびに「太ったね~」と言われる。そのたびに、お腹をさすりながら「妊娠六カ月なんですよ」などと冗談で返してきた。しかし、冗談抜きで、ヤバくなってきた。先日、久しぶりに近くの温泉に行き、入浴前に体重計に乗ったところ、前回よりもさらに最高体重を更新してしまった◆10月から11月にかけての4回の視察や、最近の飲み方のせいで、3キロ以上、肉がついてしまったようだ。平日の夜に、ミニバレーをして汗をかいてはいるが、運動量以上に、ビールを飲んだり食べたりしてきたので、妊娠八カ月ほどのお腹になってしまった◆5年ほど前には、食事を制限して半年ほどで、8キロほどの減量に成功した。しかし、その後、コロナにもなり、ミニバレーも中断したり、家飲みが多くなったせいもあり、元の体重に戻り、更に肥ってしまった。学生時代は、体重は50数キロで、ウエストは70センチほどだったのに、あれから40年。体重は、30キロ近く、ウエストも20センチ近く増えてしまった◆まさしく、チビ・禿げ・デブの爺さんになってしまった。5年前とは違う新しいメニューを考えて、ダイエットを実行しようと思っている。それにしても、5年前に痩せた時には、誰からも「痩せたね~」とは言われなかったのに、人は何故、人が太ると「太ったね~」と言うのだろう?よほど見違えるほどに痩せないと、人は「痩せたね~」とは言わないのだろうか。頑張らねば。

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徒然日記 Vol 620

何が起こったのか?!

 このブログを書き始めて、16年が過ぎた。この間、友人知人などが、時々、読んでくれているようだ。閲覧者数は、多い時は一日に10人程度で、少ない時は一人だったりもする。読者が少なくても、定期的に読んでくれる人がいるのだから、嬉しい限りだ◆しかし、誰が読んでくれているのかは、知らせてくれた人以外は分からない。その私のブログに、ある日、異変が起こった。先週の土曜日に閲覧した人数がいきなり45人とあった◆多い時は83人という日も。そして、昨日までの一週間で、延べ420人以上が読んでくれた。一日平均70人ほどの人が、私のブログを読んでくれたことになる。一体、何が起こったのだろうか?アクセス解析には、地図が表記され、愛知県が青く、そして東京都が真っ赤になっている◆このまま、続くのかと思っていたら、今日は、二人だった。何かしら、がっかりしながらも、安心する自分がいた。にしても、いつもと同じように書いてきたブログなのに、なぜこれほどまでに増加したのか、不思議でならない。誰かが口コミで、私のブログの存在を知らせてくれたのだろうか?いずれにしても、目に見えない読者の方々に感謝しかない。

◆今度は黄色い花が咲いた

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徒然日記 Vol 619

柿の実ご~ろごろ

 我が家の庭には、柿の木とビワの木がある。毎年、初夏にはビワの実を、そして秋には柿の実を収穫して、ご近所にも配り、美味しくいただいている。枝を剪定するぐらいで、ほとんどほったらかしにもかかわらず、毎年たくさんの実をつけてくれる。柿もビワも姿は悪いが、味は良い。まるで私のように・・・。コロナ禍にあっても、植物は、季節季節に綺麗な花を咲かせ、果実を実らせる。当たり前のことではあるが、大したものだと思う。やがて寒い冬がやって来る。植物に見習って、コロナにも冬の寒さにもマケズに、がんばろう。

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徒然日記 Vol 618

忙しいからこそ

 日程を書き込んだ私の手帳は、次から次に様々な行事等が入り、色んな書き込みもしているので、時々、自分でもなんて書いているのか分からないことが。明日は、市政報告会・後援会総会・交流会を午後から開催する。150人ほどの方々に案内して、コロナ禍にもかかわらず、70名近くの参加がある。嬉しい限りだ◆忙しければ忙しいほど、ほんのひと時の時間がとても大切に思える。庭先に出てみると、ほったらかしの多肉植物のリトープスのひとつに、綺麗な花が咲いていた。石のような姿からは想像できないような、可憐で美しい花だ。ふっと心が軽くなる◆先日は、ぽっかり空いた時間を見つけて、フルーツシフォンケーキを作った。冷蔵庫にあった、色んな果物を小さく切り、飾り付けた。珈琲でいただく、自作のケーキのなんと美味いことよ◆来春は、市議会議員選挙に4期目の挑戦の年だ。今年も残り少なくなったが、今後、手帳に書き込みができないほどに、様々な行事が入って来る。忙しさに心を亡くさぬよう、忙しいからこそ、しっかりストレス解消しながら、一つ一つの日程を確実にこなしていこうと思う。

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徒然日記 Vol 617

通じぬ思い

 春から、来年の選挙に向けて、多くの支持者の名簿を頼りに、近隣の挨拶回りを続けている。相手の方々は、老若男女、年齢も様々で、シッカリ応援してくださる方もいれば、インターホンの向こう側で「結構です」などと言われる方もあり、その反応は様々だ。先日、挨拶回りをしている時に、4年前に挨拶した家が目に入った◆その家の玄関には、高森の草原でいつも見るのと同じ真っ赤な木馬がある。玄関には、高森の根子岳をモチーフにした飾りもかけられている。4年前には奥さんにしかお会いできなかった。一度、その木馬の作者に会いたいと思い、玄関のチャイムを押した。玄関には、4年前に会った奥さんがいて、その後ろには、木馬づくりの作者のご主人がいらっしゃった◆私も同じ高森出身であること、私の高森の工房近くの草原に、玄関に置かれている木馬と同じ木馬が置かれていること、私も木工をすること、などを伝えた。しかし、ご主人の反応は、冷たくて、「だけんなんや」という顔だった。私の実家が高森の町内の写真屋だと伝えても、「そんな店あったかな?」と言われる。名刺を渡したところ「俺は政治には興味はない」と怒ったように言われた◆素敵な木馬や、根子岳の飾りを創る人がどんな人だろうと思い、いつか会えることを楽しみにしていた。作品の雰囲気から勝手に素敵な面白い人だろうなどと思い、親近感を抱いていた。しかし、その思いは、大きく裏切られてしまった。「どうも失礼しました」と、玄関を締める時に、奥さんの顔を見た。困ったような顔、そして「すみませんね」と言う声が聞こえたような気がした。ご主人に私の思いは通じなかった。寂しかった。その思いを抱えたままで一日が終わった。

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