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2022年7月

徒然日記 Vol 601

また、頑張ろう 

 先々週の土曜日の午前中の2時間程度、労組の役員の二人の方と一緒に、あいさつ回りをした。その三日後に、その時に運転していた人がコロナに感染したことがわかった。ということで、私は濃厚接触者となってしまった◆翌日、市役所近くのPCR検査場に行き、検査をし、翌日の夜には陰性が判明した。そのまま、当たり前の生活を、とも思ったが、家族に感染させたくないので、用心のために全ての日程をキャンセルして、高森に行き、4日間過ごした◆高森は、市内に比べると気温が4~5℃低く、涼しく、朝方は寒いほどだった。おかげで、薪小屋を作り、散らかっていた薪や流木を片付け、伸び放題だった雑草を綺麗に刈り取ることができた。誰とも話すこともなく、自分で食事を作り、洗濯をし、物を作り、草を刈った4日間は、有意義で充実していた◆濃厚接触者になったおかげで、いつの日か夢見ている晴耕雨読の日を、束の間だけでも過ごすことができた。そして、高森から帰り、また、新たな日常が始まった。いつの日かを夢見て、また頑張らねば。

↓ 薪小屋

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徒然日記 Vol 600

銃と自由

 個人によるテロで、安倍元総理が手製の銃で殺された。何とも物騒な世の中だ。犯人は「母親が宗教にのめり込み、生活が苦しかった。その宗教団体と安倍元総理が関係があると思っての恨みからの犯行」とのこと。あまりにも乱暴な論理で、納得できない。社会的に孤立し、鬱積した不満なりが、他者への殺意と変わったのであろうか。いずれにしても、人を殺すために銃を作り、実行する人がいることは脅威だ◆アメリカでは、この数年、銃による無差別での殺人事件が多数発生している。年間の交通事故死よりも、銃で亡くなる人が多いというのだから、深刻な問題だ。相次ぐ銃による無差別テロを受けて、先日、28年振りに、銃の入手のための条件を厳しくするための法律が、制定された。しかし、銃を持つ権利を保障する法律が無くならない限り、抜本的な解決には至らないだろう◆20年以上前に、マイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」というドキュメンタリーを観た。コロンバイン高校銃乱射事件を扱った、市民や団体などのインタビュー形式の映画だ。そこには、アメリカの歴史として、インディアンとの闘いや、南北戦争や黒人迫害の歴史などにより、銃社会が形成されてきたこと。そして、身を守るための道具として、今でも当たり前に、誰もが銃を手に入れることができること、などが描かれている。また、カナダはアメリカよりも銃の所持率が高い中、銃による無差別殺人等の事件は、ほとんど起きていないことでの、アメリカとカナダの国民の銃に対する考えの違いも、検証されいる◆ドキュメンタリーでは、全米ライフル協会の当時の会長の、チャールトン・ヘストンが登場する。コロンバイン高校で13名の命が奪われた銃の乱射事件が起きた後すぐに、その街で協会の集会があり、銃の必要性を訴える、チャールトン・ヘストンの姿があった。多数の犠牲者があったばかりの街での、この行為は遺族の哀しみに唾を吐きかけるようなものだ。今でも協会は「銃を持った悪人から家族や自分の身を守るのは、銃を持った善人だ」「銃が人を殺すのではなく、人が人を殺すのだ」として、メーカーは様々な銃の販売促進に余念がない。豊かな国アメリカ。しかし、安全・安心が、そして自由が、銃でしか守れない国アメリカって、悲しい国の在りようだ。

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徒然日記 Vol 599

参院選最終日

 昨日、7月8日(金)奈良で遊説中の安倍元首相が、元自衛隊員の凶弾により、命を失った。憲法改正を求め、自衛隊の存在価値を高めようとしていた安倍元首相に銃を向けたのが、元自衛隊員とは、何とも皮肉な話だ。いずれにしても、暴力で言論を封殺する行為は、断じて許されるものではない。思想信条は違えども、志半ばで命を絶たれた安倍元首相の無念さを思えば、その蛮行に怒りを覚えてしまう◆この事件を受けて、昨日の午後からは、全国規模で参院選の街宣等の活動が休止された。しかし、今日9日は、活動が再開された。私も、熊本選挙区の野党統一候補の「出口しんたろう候補」の応援のために、お昼には、市内中心部の下通りでの街宣活動に参加した。その後は、私の地元に選挙カーが入るために、午後2時過ぎから3時過ぎまで、先導車に乗り、出口候補の街宣の前振りの挨拶もしてきた◆夜には、また、下通りで出口候補の、マイク納め式があり、参加予定だ。投票先を決めていない約4割の人たちが、投票所に足を運び「出口」と書いてくれれば、この国の政治は大きく変わるのだが、投票率は、きっと50%に届かないのだろう。明日の夜には結果が判明する。6年前、3年前の過去二回の参院選で、あべ広美候補で闘ってきた者としては、今回の出口候補の選挙は、3カ月程度の時間しかなく、知名度不足が否めず、当選の可能性は極めて低い、と言わざるを得ない◆しかし、野党統一候補として、どれだけの票を獲得できるのか注目したい。息子と同じ世代の出口しんたろう候補、まだまだたくさんの時間が残されている。今後もきちんと活動し、いつの日かは国会議員になり、この国の政治を変えてほしいと願っている。真っ黒に日焼けした顔で、声を枯らして演説し、走り回って支持を訴えて頑張ってきた出口しんたろう候補に、心からのエールを送りたい。

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徒然日記 Vol 598

なんだかな~

 先日、10年振りぐらいに、ある知人から電話があった。内容は、「今日は小1になる孫の誕生会で市内に来ている。ランドセルを抱えてみたら、5キロ以上もありビックリした。軽くするために頑張ってほしい」とのことだった。私からは、3月議会の一般質問で、小学生のランドセルや、中学生のカバンの重さの実態を知らせ、改善を求めたことを知らせた。しかし、あれから数カ月が過ぎても、一向に改善されないので、9月議会でまた質問することを伝えた◆そして、その数日後、今度はメールで、小学生の親御さんから相談があった。内容は「小学校高学年でスポーツクラブでバスケをしているが、この酷暑の中、毎日3時間以上の練習が続き、子どもが疲れ切っている。練習にあたってのガイドラインは無いのか?子どもは頑張っているが、熱中症等の事故が心配だ」とのことだった。早速メールで、3月議会で質問した、「小中学校の部活動の指針が守れず、子どもたちの負担となっていること、早急に改善に取り組むこと」等の内容を知らせた。小学校の部活動は、少しずつ地域スポーツに移行中で、現在22のクラブがある◆しかし、ほとんどが近年、部活動から移行した新しい組織であり、その運営については、教育委員会の管轄から離れて、地域の各クラブに任せてあるのが実態で、運営にあたってのガイドラインもないのが実態だ。ということで、スポーツクラブの運営について、市の担当課のスポーツ振興課長とやり取りをした。私からは、「部活動指針のようなガイドラインの必要性」を訴え、「過度な練習とならないように指導すること」などを申し入れ、9月議会の一般質問で取り上げるので、前向きに取り組んでもらうように、お願いした◆課長とのやり取りの内容も相談の親御さんに伝え、改善に向けて取り組むことを、お約束した。今回のお二人からの相談は、いずれも私が3月議会で質問し、要望した内容に関わる話だ。子どもたちが困っているのに、すぐに改善できない歯がゆさがあり、行政の在りように「なんだかな~」と思ってしまう。それでも、めげずに要望し続けて、改善を求めるしかない。いずれにしても、子どもたちに事故等が無いことを祈るばかりだ。

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