徒然日記 Vol 586
何のために
先日、高森の畑に辛いもの苗を植えた。道端にはツツジやタンポポの花が輝いていた。ツツジは、ほとんど剪定も、肥料もやることなく、ほったらかしなのに、毎年綺麗な花を咲かせる◆タンポポは、いたる所に咲き乱れ、花を終えて綿帽子を飛ばしているものもある。植物は移動できないので、種を得て、生き延びるために、昆虫の力を借りなければならない。そのために、昆虫たちの目につくように、美しい花を咲かせるという◆反面、人間の男性は、富や権力や名誉を得るために、生きる人たちもいる。女性は、美しくあるために、化粧をし、着飾る。云わば、その成果により、異性に認められ選ばれることにより、ひいては種の存続に繋がるだろうからか◆美しい花たちを見ながら思う。無垢なる花たちの対比として、人間の姿の、なんと醜く哀れなことよ。「何のために生きるのか」と問われた時に、地球上の全ての生き物と同じように、その目的の根源が、例え種の存続であったとしても、ひたむきに咲く花たちのように、美しく生きたいものだ。
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