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2022年5月

徒然日記 Vol 594

僕、歩いて行くよ紫陽花の花の中

 20代の頃に聞いた歌に、及川恒平の「雨が降りそうだな」というのがある。歌い出しは、「僕、歩いて行くよ紫陽花の花の中・・・」だ。今日、月曜日は一日雨。朝から14時ごろまで、西県議と地域の支持者の方々の御宅を訪ねての、挨拶回り。行く先々の家には、薔薇やユリなど色んな花が咲いている。特に、雨の中の紫陽花が綺麗だ。思わず、「僕歩いて行くよ」と口ずさみたくなる。もうすぐ、うっとおしい梅雨に入る。雨が降らねば稲などの作物は育たない。天の恵みと、感謝しよう。しかし、降り過ぎては困る。やがて台風もやって来る。災害の無き事を祈るばかりだ。

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徒然日記 Vol 593

子どもたちの未来のために

 私は、国政選挙に関わって、「私が若くて、髪がフサフサだったら国政に挑戦するのだが」と、市政報告会などで話をすることがある。冗談ぽく話をしているが、ある意味、本音だ。市議会議員になって11年目。この間、様々な取り組みを行ってきたが、市政だけでは解決できない、福祉や医療や教育などの課題が見えてくる◆それらの課題は、国の制度等を変えていかなければ改善できない。これまで幾度となく、国会議員に繋いで改善に向けて取り組むものの、いかんせん今の国政にあっては、野党議員の意見はなかなか届かない。なのに、昨年の衆議院選挙では、県内から野党の国会議員がいなくなってしまった。そんな中、7月には参院選がある◆今日28日(土)の午前中、今回の参院選に、熊本選挙区から立候補を表明している「出口慎太郎」の事務所開きだった。私も、会派の市民連合の議員として参加してきた。出口さんは、40歳で子どもが三人いる。髪の毛もフサフサだし、演説も声が通り上手い。そして何よりも、演説では、子どもたちの未来のために、今の政治を変えなければ、という思いが、信念が、ひしひしと伝わる◆私が事務所に顔を出すたびに、きちんと「お世話になります」と頭を下げる。候補者だから、当たり前といえば、それまでだが、彼の場合は、心底、心がこもっていて、誠実な人なんだな、と思う。私の息子と変わらぬ年齢の出口氏だ。知名度も低く、短期の闘いの中ではあるが、精一杯、応援しようと思っている。ちなみに、本日、彼が挨拶時に立っているお立ち台は、私「木こり屋」が以前、製作したものだ。文字通り足元から支えよう。

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徒然日記 Vol 592

ラーメンが好き

 私の好物は、ポテサラ・鶏唐揚げ・カレーライス・かつ丼・寿司・鰻など。そして何よりもラーメンが大好きだ。自宅でも、熊本ラーメンの棒麺を使って、ニンニクを刻み、揚げて、手作りのチャーシューと煮卵を乗せて食べたりしている。視察などで県外に行くと、必ずホテル近隣の美味そうなラーメン店を探して、並んででも食べる。北海道に行った時などは、毎日のように色んな店のラーメンを食べた◆先日は、熊本市内の健軍近くで会議があり、会議後に、久しぶりに「めん吉」のネギラーメンを食べた。店内には、志村けんと上島龍平とお店の夫婦が写った写真が飾ってある。15年前の写真とかで、志村けんはその後も、度々めん吉に来てラーメンを食べていたという。二人とも亡くなってしまい、今や貴重な写真と言えるだろう◆めん吉は、黒マー油とニンニクの豚骨スープの熊本ラーメンの老舗だ。ネギと刻んだチャーシューを炒めた具材が乗っかったネギラーメンは、病みつきになるほどの味だ。ラーメンと言っても、味噌や醤油や塩、魚介などのスープがあり、麺や、チャーシューなども様々。それぞれの店の味があり、飽きることがない。熊本県内では、豚骨ラーメンならば「桂花」「大黒」「黒亭」が好きだ◆北区には、居酒屋さんが月水金の昼だけに、天草大王の鶏ガラのスープで作る、絶品の塩ラーメンがある。麺もチャーシューも、そして何よりもスープがあっさりしながらも奥深くて美味い。味噌ラーメンの一番は、天草の本渡の、あの店だと思っている。釣行の際には、必ず食べに行くことにしている。いずれの店も、開店と同時に満員になる店なので、あまり人には教えないようにしている。醤油ラーメンは、やはり北海道旭川の店々が一番美味かった。県内では「にぼらや」が有名だが、旭川の味とは違っていて、少し物足りない。それにしても、コロナのせいで、この二年間、県外出張ができず、県外のラーメンが食べられない日々が続く。コロナ退散を願うばかりだ。

👇志村けん&上島龍平

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徒然日記 Vol 591

宮本武蔵を偲んで

 19日の午前中に、近くの武蔵塚公園で、宮本武蔵の顕彰祭が行われた。宮本武蔵は、晩年の五年間を熊本で過ごし亡くなった。毎年、宮本武蔵を偲んで、龍田近隣の校区と行政により顕彰祭が行われ、今年が377年祭となる。コロナ禍により、この二年間は中止され、今回は地域の自治会長等の代表での、小規模での開催となった◆今回は、招待は無かったものの、厚かましく校区の自治会長とともに参加してきた。冒頭、立田阿蘇三宮神社の宮司により、玉串奉天等の神事が行われた。その後は、宮本武蔵が教え伝えたとされる、二天一流の奉納演武が披露され、式典は終了した。公園内には、宮本武蔵のお墓があり、鎧をまとって葬られていると言われている◆今どきの子どもたちは、武蔵など知らないかもしれないが、私の子ども時代は、テレビの時代劇の番組が多くあり、鞍馬天狗や赤胴鈴之助などになりきって、チャンバラごっこをしていたものだ。その頃の一番人気の武士と言えば、やはり宮本武蔵だった◆宮本武蔵が晩年に記した兵法の本「五輪の書」は、今でも経営戦略のための教材や人生訓などとして読み継がれている。気合いの入った二天一流の演武を見ながら、60年ほど前の子ども時代のチャンバラごっこを、懐かしく思い出したひと時だった。

Kennsyousai


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徒然日記 Vol 590

五月の風に吹かれて

 一年を通して、何月が好きかと聞かれたら、私は、即座に「五月」と答えるだろう。五月は、暑くも寒くもなく、一年のうちで一番過ごしやすい季節だ◆何よりも、生き物や花などが、生き生きと輝く季節だ。我が家の庭先の琵琶の木には、いくつもの実がなり、鳩がせっせと巣作りをしている◆そして、花壇には色んな花が咲き、風に揺れ、蜂や蝶がやって来る。それぞれの花を少しずつ摘み、束にすれば綺麗の相乗効果で、なお一層のこと綺麗だ◆数年前に買ったサボテンも、その姿からは想像できないほどの、美しい花を今年も咲かせてくれた。爽やかな風に吹かれながら「このまま、ずーっと五月ならばいいのにな」と思う。

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徒然日記 Vol 589

この国に生まれて

 毎日、ウクライナ関連のニュースを見るたびに、平和や民主主主義の大切さが、なお一層のこと身に染みる。ウクライナ以外でも、ミャンマーは昨年の軍のクーデターにより、軍事政権が復権した。民主化の象徴だった、アウン・サン・スーチー女史は、未だに拘束されたままだ。昨年来、民衆のデモを鎮圧する軍の動きなどの報道があり、多くの市民が殺されたり、拘束されてる。アフガニスタンでは、米軍が撤退し、民族同士の争いの中、タリバーンが全土のほとんどを制圧して、非民主的な政権が発足した◆先日は、政府により、女性に対して「外出は控えること」「外出時は目元以外を覆う民族衣装を着用すること」などを決め、女性への教育や社会進出を制限するという、以前の政策が進められようとしている。ミャンマーもアフガニスタンも、一度は民主化に向けて動き出したのだが、残念ながら、後戻りしてしまった。両国ともに、国民投票などを経ずに、非民主的に樹立された軍事政権が政治を行う国だ。そこに住む国民に主権は無く、人権は無視されて、不幸な暮らしを強いられている◆では、日本という国は、平和であり、民主国家と言えるのだろうか?一見、平和で民主的な政治が行われているような気がするものの、心もとない。ウクライナの状況がますます悪化すれば、第三次世界大戦へと繋がりかねない。そうなれば、世界が敵味方に分かれての戦火が広がっていくだろう。北朝鮮や中国などは、ロシア側につくだろう。そうなれば、日本はヤバいのだ。先日、ある方が冗談ぽく「福永さん、第三次世界大戦になればいいと思いませんか?」と言われた。私は、絶句してしまった。国政にあっても、今回のロシアのウクライナ侵攻により、安倍元総理をはじめ、核保有や軍事費の増などの話しが持ち上がっている◆戦争を望む人が増えれば、平和はすぐに壊れる。そして、これまでの「森友・加計問題」や「桜を見る会」の経過等、何も明らかにされず、根源的な改善がされない現状を見る限り、この国の民主主義も、おぼつかないものだと思う。さらには、現在、国民の半分以上が、憲法改正を良しとしている。平和と民主主義を守るためには、憲法改悪を目論む奢れる政党だけの政治を変えなければならない。そのためには、一人でも多くの野党の政治家を国政に送らなければならない、と思う。しかし、労働者で組織する連合も、そして、国民民主党も自民党にすり寄っているし、野党第一党の立憲民主党は維新に押されて伸び悩みの現状だ。保守政権に対抗するための基軸となる政党が存在しない国、日本。この国の未来を思う時、心から「この国に生まれて良かった」とは言えないのでは、と思う今日この頃だ。

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徒然日記 Vol 588

本の世界に浸る

 高3の孫が、毎日スマホばかり見ているので、彼の誕生日に、図書カードと恩田陸の「夜のピクニック」の本をプレゼントした。しかし、幾日が過ぎても、一向に読む気配が無い。とうとう、諦めて私が読むこととした◆評判に違わず面白かった。高校生たちが、学校の恒例の鍛練歩行祭の行事で、80キロもの道のりを、ただただ歩くだけの話だが、そこに高校生たちの様々なエピソードが描かれ、自分自身の体験と重ね合わせて、感動した◆人物描写が巧みで、主人公たちを含めて登場人物が生き生きとしていて、自分の高校時代にも、こんな奴いたよな、と思わせる。後半では、すれ違っていた主人公の三年生の男女の二人が、心を開き、語り合う場面が秀逸で、何故かしら泣いてしまった。毎日、就寝前に30分から一時間程度のペースで読んでいた◆しかし、ある夜、残り半分ほどになって本を閉じることができなくなり、最後まで読み通してしまった。読み終わったのは、朝の4時過ぎだった。こんなに本の世界に浸ったのは、10年振りぐらいだろうか。読後感は、眠くとも、生きる勇気や希望のようなものをもらい、清々しかった。いつの日か、孫たちが読んでくれることを願うばかりだ。

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徒然日記 Vol 587

おとな食堂?!

 議会の控室で一日仕事をする日は、いつも昼食は何を食べるかで悩んでしまう。ラーメンなら毎日でもいいのだが、そういう訳にもいかず、ハンバーガーだったり、鶴屋の地下で弁当を買ったり、うどんなどを食べたりしている。先日、外人さんが一人でやっている屋台風のテイクアウトのチキンカレーAランチ500円也を買って食べた。出来上がるまでの間に、店先の看板を眺めていると「ホームレスの方やコロナでお困りの方はAランチ無料」と書いてあった。子ども食堂ならぬ大人食堂と言えばいいのだろうか。にしても、日本人ではなくて、外国の方のその心意気に感心したものだ。チキンカレーは、店主の人柄か、あまり辛くなくて優しくて深い味だった。今度はワンランク上のBランチを食べようかと思っている。

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徒然日記 Vol 586

何のために

 先日、高森の畑に辛いもの苗を植えた。道端にはツツジやタンポポの花が輝いていた。ツツジは、ほとんど剪定も、肥料もやることなく、ほったらかしなのに、毎年綺麗な花を咲かせる◆タンポポは、いたる所に咲き乱れ、花を終えて綿帽子を飛ばしているものもある。植物は移動できないので、種を得て、生き延びるために、昆虫の力を借りなければならない。そのために、昆虫たちの目につくように、美しい花を咲かせるという◆反面、人間の男性は、富や権力や名誉を得るために、生きる人たちもいる。女性は、美しくあるために、化粧をし、着飾る。云わば、その成果により、異性に認められ選ばれることにより、ひいては種の存続に繋がるだろうからか◆美しい花たちを見ながら思う。無垢なる花たちの対比として、人間の姿の、なんと醜く哀れなことよ。「何のために生きるのか」と問われた時に、地球上の全ての生き物と同じように、その目的の根源が、例え種の存続であったとしても、ひたむきに咲く花たちのように、美しく生きたいものだ。

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