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徒然日記 Vol 581

くまのプーさんならいいけれど・・

 ロシアのウクライナへの軍事侵攻が始まって、やがて二ヵ月となる。停戦交渉は難航を極め、未だ戦争が続いている。戦争は、領土の拡大や資源確保等を目的としての、手段であり、国家が行う愚かで許しがたい殺人行為だ。どのような理由があるにしろ、そこに正義は無い。それでも、戦争となれば、喧嘩のルールと同じように、それなりの世界での国際法に沿っての約束事がある◆しかし、ロシアは、それを無視して、軍事施設のみならず、病院や学校などを含めて、民間人への無差別での攻撃を行い、建物を破壊し、多数の市民の命を奪っている。更には、拷問やレイプなどが行われているという。かつては、同じ国民であった同胞に対して、このような残虐な行いがまかり通るとは、背中が寒くなる。それでも、ロシア国民や親ロシアの人々の6割以上が、プーチンを支持しているという◆何故ならば、かつての戦中の日本がそうであったように、ロシア政府によって情報統制が行われ、嘘の情報が流されて、ロシア国民には正しい情報が伝えられていないからだ。更には、戦争に反対する市民の15,000人以上を拘束するという、恐怖政治が行われている。戦争に反対したくとも、口を閉ざすしかない人々が多数だ。ロシア政府の中で、プーチンに戦争中止を進言しようものならば、抹殺されてしまいかねない。「くまのプーさん」ならいいのだけれど、今や、プーチンは「裸の王様の独裁者」だ◆民主主義が存在しない国では、その国のトップの在りようで、その国なり、他国の平和や安全安心な暮らしが壊されてしまう。ウクライナの惨状を思う時、ただただ早期の停戦を願いつつ、平和な日本に生まれて良かったと思ってしまう自分がいる。しかし、今や過去のものとなってしまった、森友・加計学園問題や桜を見る会の経緯を思えば、この日本という国も、真の意味での民主主義は無きに等しいのでは、と思う。ロシアの侵攻に伴い、安倍元首相をはじめとした政治家の中から、核保有や、軍事予算増の議論が持ち上がっている。きちんとした政治家を選ばなければ、この日本もロシアのような国になってしまいかねない。この国もヤバイのだ。

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