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徒然日記 Vol 576

災害は忘れてなくてもやって来る

 先日、宮城県を中心に最大震度6強の地震があった。3/11東日本大震災から11年。地元の方々は、同じような時期に「またか」という思いで、さぞや肝を冷やされたことだろう。私自身も、熊本地震の本震の夜は、疲れ果てて、リビングで一人寝ていて、今回と同じ程度の、震度6強の揺れを体験した。逃げることもできず、ただただ、恐怖におののきながら、食器棚から落ちてくるコップや皿を、揺れが収まるまで毛布をかぶって受け止めていた◆今回の地震では、幾人かの犠牲者が出た。新幹線も走行中に脱線した。急停止して、難を逃れて大惨事にならなくてよかった。阪神大震災では、大規模火災で、東日本大震災では津波で、多くの尊い命が奪われた。今回の地震の報を受けて、火災や津波を、そして原発被害などを心配したが、杞憂に終わり安心した。それでも、不幸にも亡くなった方々がいらっしゃる。心から冥福を祈りたい◆犠牲者は少なかったものの、今もなお、ライフラインの水や電気がストップして、不便な生活を強いられている人たちが数万人規模でいらっしゃる。熊本地震でも同じような体験した者として、他人事では済まされない。日本は地震国で、仕方がないことではあるものの、この近年、大きな地震の頻度が増えているように感じる。ましてや、同じような所で、同じような時期に再び地震が発生した。この先、熊本も6年前と同じような規模の地震があるかもしれず、安心できない◆地殻変動は、地球規模でいえば、小さな場所での小さなプレートの小さな移動でしかない。しかし、地球の上で生きる人間は、砂山の、アリンコのような存在でしかなく、ひとたび地震があれば、大きな被害と犠牲を強いられる。「災害は忘れた頃にやって来る」と言われる。しかし、今回の地震は、11年前に東日本大震災を体験し、その追悼の日を過ぎて、その記憶を忘れていない人々の地域で再び起こった。今や「忘れないでいれば、災害は来ない」とは、ならないのだ。遠い地の人の苦労を、そして災害の怖さを忘れずに、きちんと備えを怠らないようにしなければと、改めて思う。

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