徒然日記 Vol 574
他人事では済まされない/ウクライナ難民支援カンパ活動
ウクライナへのロシアの軍事侵攻が始まり、2週間が過ぎた。ロシア軍の無差別の攻撃で、民間人含めて多くの犠牲者が生まれている。そして、女性や子どもたち等、国外に200万人ほどの人たちが難民として逃げている。初めての和平交渉が先日行われたものの、平行線に終わり、停戦に向けての話し合いは、次回に持ち越された◆そんな中、3月9・10日の両日、夕方から下通りの入り口で30分間だけだが、立憲民主党熊本県連の呼びかけで、難民支援のためのカンパ活動が実施された。立憲民主党としての全国規模での取り組みで、県議・市議などが集まり、私も、参加した。道行く多くの方々が、足を止めてお金を入れてくれた。何も言わずに1万円札を入れていく高齢の女性や、財布から千円札を出して「お疲れさま」と言って立ち去る30代ほどの男性。若者たちも、立ち止まってお金を入れてくれた◆両日で11万円以上もの善意のカンパが集まった。カンパのお金は、国連の難民支援の担当部署に送られることになっている。誰しもが、今回の軍事侵攻には、大いなる恐怖を感じ、他人事では済まされないこととして、関心が高いようだ。特に、戦争を知らない若者たちのカンパには、胸が熱くなった。世界中で、平和を願ってのデモや集会等が行われている。しかし、日本の愚かな一部の政治家たちが、「日本も核を保有すべきだ」など声を上げている◆今こそ、平和のために、日本としてできることを議論すべき時に、戦争自体を容認するような危険な発想だ。カンパをしてくれる若者たちを見ながら「私たちは若者を二度と戦場に送ってはならない」と、改めて思う。テレビでの、ロシア・ウクライナ双方の攻撃の様子や、がれきと化したビル街や、河を渡るウクライナ難民の人たちの姿などを見ながら、身につまされ、背中が寒くなる。他人事では済まされないと、つくづく思う。戦争は、あさましく愚かな殺人と破壊行為でしかなく、何も生み出しはしない。今後、早期に、両国により、対話にもとづいての、平和に向けての良識ある交渉の進展を望むばかりだ。
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