徒然日記 Vol 561
お花に、一目惚れ
先日、近くのホームセンターのチラシに木工の機械が安く出ていたので見に行った。安くはあるが、眼鏡にかなわず買わなかった。帰る途中の花のコーナーで、初めて見る、美しい花に出会った◆水仙の原種のモノフィラスという名前で、「可憐」という言葉がぴったりの花だった。この寒い時期に咲く花で、毎年、球根で増えていくらしい。その美しさに心奪われて、しばし眺めていた◆買おうかとも思ったが、あまりにも茎がか細くて、今にも折れそうで、すぐに枯らしてしまいそうな、そして、何よりも自分が育てるのには、何かしら不似合いな気がして、あきらめた◆しかし帰宅後も時折、ふっとその花の姿が目に浮かぶ。そして、また会いたい、と思う。きっと、初めて知った小さき美しき花に、一目惚れしたのだ。そして、私には不似合いだと思いながらも、三日後に、ホームセンターに再度出向き、手に入れた。真冬に咲く、雪のように白い花。見つめていると、寒い中、心がホッと温かくなるのだ。
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