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徒然日記 Vol 545

言いまつがい

 しばらく、選挙関連のブログが続いたので、今回は、別なお話。

 言いまつがいは、「言い間違い」の、言い間違い。コピーライターの糸井重里さんが流行らせた言葉のようだ。「いいまつがい」という表題の、文庫本も出版されていて、面白い言い間違いの事例が、いくつも掲載されている。私の高2の男の子の孫も、「シャチハタ」を「シャチホコ」と言い間違いをしたりして、私たちを笑わせてくれる。先日は「日本人のプロのテニスプレーヤーで世界的に有名な人は誰だったかな?」と聞くと「カタコリだったかな?」と答えた◆この話は、言い間違いではなくて、もうすでに亡くなってしまった弟の「勘違い」の話。弟が30代の頃に、ジュースを飲みながら私に「やっぱり100㌫カジルはうまい」と言った。「カジルって、カジュウのこと?」と聞くと「なにそれ?」と言う。私に指摘されるまでの数十年間、果汁をカジルと思い込んでいたようだ◆墓の中に入ってしまった弟には悪いが、今更ながら、あの時の驚いた弟の顔を思い浮かべると、笑ってしまう。二年前の選挙では、私と同じ県職労出身の西聖一県議の選挙カーに乗ったマイク担当の女性(労組の事務所の書記)が、ラブホテル街を走行中に、思わず「子づくり支援に頑張る西聖一です。よろしくお願いしま~す」と言ってしまった◆「子育て支援」と言うべきところを、きっと、ホテル街を見て、「子づくり」と発想が飛んでしまったのだろう。選挙カーに同乗していた者は全員ずっこけた。ホテルを利用していたカップルも、さぞや驚いたことだろう。いずれにしても、日本語って難しいものだ。私も、言い間違いだけではなく、勘違いも含めて、笑われないように気をつけなければと思う。

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