徒然日記 Vol 532
ポツンと一本や?!
先日、テレビの「ポツンと一軒家」を観て元気をもらった。番組に出ていた方は、いずれも、一人暮らしで高齢だが、皆お元気だ。60代の女性は、退職後に買った山の上の古民家を、SNSで手伝いを募り、4年ほどかけて修繕をし、母屋を自分で作りながら、ヤギや鶏や野菜を育てて、暮らしている。車では行くことはできず、細い山道を30分ほど歩いての自宅で、暮らしている90代の男性。男性は、自宅の屋根の修理も、数年前に命綱をつけて一人でされ、草刈り機を抱えて除草もし、食事も自分で作っておられた◆私自身も、老後はいずれ高森に引きこもり、古くなった家を修理しながら、野菜や鶏などを育て、好きな木工の作品を作り、晴耕雨木の、ひっそりとした暮らしを夢見ている。先日は、雨の合間を縫って、高森の家の周りの除草を、二時間ほどかけて頑張った。綺麗になったものの、汗びっしょりになり、疲れ果てた◆時折、体力の衰えを感じ、将来、高森での生活が果たしてできるのかと、案じるときがある。しかし、番組を見て考え直した◆90代までには、まだ23年もあるではないか。健康に留意しながら長生きして、夢の実現に向かって、生きてやる。きっとその頃には、この頭の髪は「ポツンと一本や」かもしれないが・・・。
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