徒然日記 Vol 521
友からの便り
先日、中学時代の友人タケシャン(竹田康宏さん)からメールが届いた。議員はやめたの?元気?という内容だった。彼は、今、あきる野市に在住。東京芸大を卒業し、今は、造形作家として活躍している。数年前に、病気になり、今はリハビリに励みながら作品づくりをしている◆彼は子どもの時から芸術的な才能があり、素晴らしい絵画や造形の作品を生み出してきた。中学時代の美術の時間に作成された、本物よりも美しく生き生きとしたニンジンの絵や、複雑な球形の立体のオブジェなど、今でも忘れられない◆芸大卒業後は、植物などをモチーフとした巨大なオブジェの作品やベンチなどを製作し、大学構内や公園などに設置されている。いずれも、人を包み込むような優しさにあふれた個性的で素敵な作品たち。しかし、病の後は、身体が思うように動かず、大作づくりは困難と聞く。それでもリハビリをしながら、新たな作品づくりに励み、2年後の70歳の節目に個展を開く、という◆私は健康だが、議員の活動が忙しくて、好きな木工の作品づくりが思うようにできないでいる。神様は、私たちには「豊かな才能と健康な身体と時間と情熱」のすべてを、与えてはくれない。だからといって悲観することはない。自分の身の丈を知りつつも、諦めずに努力することだ。二年後の個展でタケシャンに再会できる日を想い、自分にできることを精一杯、日々、頑張らねばと思う。
〇私から頼んで、三点の作品の画像を送ってもらった。いずれも素敵な作品。いつかまた、旅をしながらタケシャンの作品を観て回りたいものだ。台湾国立大学癌センターの「季節の輝き」は天井の強化ガラスに光が射し、その光が地面に写されて、季節や天候により様々に変化するという。台湾は遠いけど、いつの日か、その光を浴びてみたいものだ。
「Under The Leaves
ーDo you love me?」
新潟県長岡市 新潟県立近代美術館
上・造形「光の華」
下・アートガラス「季節の輝き」
台湾国立大学 癌センター
「いのちいずる」
東京都立川市 ファーレ立川
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