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徒然日記 Vol 513

少しずつ少しずつ

 5月16日から始まった、飲食店の営業時間短縮は、残すところ6月13日までの、二週間となった。当初は、連日100人近くの新規感染者が、今では20名以下と減少してきた。今後、全市民が気を緩めることなく行動すれば、ワクチン接種の効果と相まって、新規感染者も減少し、まん延防止の対策も打ち切りとなるだろう。当初、混乱したワクチン接種の予約受付も、コールセンターの人員と電話回線を大幅に増やし、更にはインターネット予約のための23カ所のサポートセンターが設置され、今後の日程も見えて来て、少しは落ち着いてきたように思う◆これまでの混乱も、二・三年が過ぎれば「あ~あんなこともあったよな」と思い返す日が、必ずやって来る。それにしても、初めてのこととは言え、熊本市のワクチン接種のための受付体制の、なんと不備だらけだったことか。当初から、きちんと考えて対応していれば、これほどの混乱は避けられたはず。先日の厚生委員会で、「今後、70代以降の予約完了後には、早期に65歳以上の人へのワクチン接種の見通しをつけて、日程等を市民に知らせるように」と要望した◆執行部としても、国からのワクチンの供給の具体的な見通しが立たずに、苦慮しているようだ。そもそもは、小泉政権時代から大学等の感染症に係る研究機関への国の予算を大幅に削減したばかりに、人材も育たず、研究もできずに、結果、自国でのワクチン開発と製造ができなかったことこそが、今回の全国規模での混乱の原因だ。市民は、先が見えないから、不安に駆られて、早めにワクチン接種をしたいばかりに、我先にと予約に走るのだ◆私は、近隣の70~80代の方たちに会えば「予約は取れましたか?」と聞く日々が続く。多くの方が「取れたよ」と笑顔で答える人がだんだんと増えてきた。当初は市に成り代わって「すみませんすみません」と言っていたが、今では「ラッキーでしたね。宝くじが当たるかもですね」などと冗談も言えるようになってきた。行きつ戻りつしつつも、暗いトンネルの先の明るい出口に向けて、少しずつ少しずつ前に進んでいるようだ。その日の来ることの、なんと待ち遠しいことか。

 

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