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2021年5月

徒然日記 Vol 512

情けないっ

 高一になる孫が何を思ったか、土・日にかけて料理店のバイトを始めた。すでに、二カ月が経過するが、よく頑張っていて、その成長には感心するばかりだ。先月は、初めてのバイト代から、鰻とステーキを買ってきて、家族にご馳走してくれて、嬉しくて泣きそうになった◆そんな孫だが、バイトにまつわって、笑えるものの、情けない話がいくつかある。ひとつは、面接のときに「何か重い病気とかありますか?」と聞かれて「鼻炎です」と答えて、笑われて「それは大変だ」と言われた話◆もう一つは、電話で「雇用の手続きのために、今度、印鑑を持ってくるように」と言われて「ハイ、シャチホコでもいいですか?」と答えた。またもや笑われながら「シャチホコ重たいけど、必ず持って来いよ」と言われた、という話◆いずれにしても、雇ってくれる方が、間違いを軽くあしらって対応してくれる人で良かったと思っている。バイト先では、皿洗いから、簡単な調理などを任されて重宝がられ、シッカリ可愛がられているようだ。にしても、シャチハタをシャチホコと間違えるなんて。「お前はアホか」と言いたくなる。

 

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徒然日記 Vol 511

ウヰスキーの瓶の向こう側に

 先月、近くに新しくスーパーマーケットがオープンした。早速、見物がてらに買い物に出かけて、安売りの寿司や肉などを買った。酒のコーナーを歩いていると、懐かしいウヰスキーが目に入った。「サントリーのホワイト」だ。安くて美味い酒なのに、近隣のお店には置いてなかった。学生の頃、友人達の誰かが給料日などに買ってきて、誰かの下宿屋の四畳半の部屋で、幾人かで、よく飲んだものだ◆当時は、皆お金が無い中、ホワイトは学生にとっては、安くてお手頃なウヰスキーだった。早速買ってきて久しぶりに飲むホワイトは、懐かしく、ほろ苦く、そして美味し。酔えば酔うほどに、ウイスキーの瓶の向こう側に、当時の若かりし頃の友人たちの顔が浮かび、その声が聞こえてくる。あれから40年も過ぎたというのに、つい、昨日のことのように、様々なことを思い出すのだ◆友人たちとの宴の炬燵のテーブルの上には、肉も魚も無く、ほとんど白菜ばかりの鍋だったり、スルメやソーセージだけだったりと、いつも粗末な肴ばかりだった。それでも、時を忘れて、人生や音楽や恋や政治や、色んなことを話したものだ。そして、いつもテーブルの上にはホワイトがあった。そんな学生時代は、今にして思えば、様々な経験をし、多くの人たちと出会い、我が人生で一番充実した、貴重な20代前半の5年間だった◆当時の色々なことを思い出して、懐かしさに浸りながら飲むものだから、ついつい飲み過ぎて、ウヰスキーの一瓶が一週間と持たない。コロナのせいで、ただでさえ家飲みの量が増えたというのに、このままでいくと、アル中になりはしないかと心配だ。この先、ホワイトから他の銘柄のウヰスキーに変えないとヤバいかも。

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徒然日記 Vol 510

明るい希望のある世界に・・

 ワクチン接種が始まって、少し光が見えてきたかと思っていたものの、多くの自治体ではワクチン接種の受付がうまくいかず、苦慮している。熊本市も、先週から予約の受付が始まったが、電話がほとんど繋がらず、市民の方々の不満が噴出している。そもそもは、国がきちんとワクチンを確保できず、全国の自治体へのワクチンの供給が追い付いていないことが、そして、経済対策を優先してきたばかりに、感染が拡大したことにより、国民の不安を増長させたことこそが、この問題の根本の原因だ◆熊本市は、今週からは、これまでの65歳以上の高齢者の受付を、85歳・80歳以上と、区分して受付をすることになった。受付のセンター職員も30人増員して120人体制で臨んだが、月曜日には9万人以上の方々の電話がセンターに殺到し、受付ができたのは2900件ほどで、受電率はたったの3㌫ほど。誰しもが不安に駆られて早くワクチンを打ちたいと願って、受付センターへの電話が殺到していて、市民ニーズに追いついていないのが現状だ◆パソコンからでも申し込みができるが、高齢者には操作は難しい。誰かが手続きを代行するシステムが必要だが、対象者が多すぎて、その場所と人の手配等が困難だ。昨日は、病院へのワクチンの配送に手違いがあり、病院が受け取るワクチンが多かったり、少なかったりする事例が発生した。他県では、一人の人に一日に二回接種してしまったり、複数の人に生理食塩水で薄めた低濃度のワクチンを注射してしまったという事例も発生している。また、世界規模で副反応により重篤な症状になったり死亡する事案も発生している◆今後、ワクチンがきちんと確保でき、多くの人が接種ができるようになったにしても、安全・安心に接種や副反応の対応等ができるのか、不安が募る。更には、今後、ワクチン接種を受けたくても受けられない人や受けない人に対して、入国・入店・入場・移動等の制限を設けるという、差別的な対応の事案発生も懸念されている。誰しもが初めての経験であり、どのように対策すべきか、何が正しいのかわからないままの試行錯誤の取り組みの中、国も、自治体も後追いの対策に追われるばかりだ。私たちは、未来のために、withコロナの時代を、叡智と賢明なる判断の元、全ての人と繋がり支え合って生きていかなければならない。トンネルの先の光が少し見え始めた今、私たちは、誰もが暗いトンネルを抜けた後の明るい希望のある世界にたどり着けるように、取り組まなければならない。

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徒然日記 Vol 509

山から下りてきて・・・

 先週に畑に植えたサツマイモの苗が気になり、一昨日、高森に行ってきた。着くなりビックリする光景が目に入った。入り口右側の空き地の土が、広く深く掘り起こされていた。山から下りてきたイノシシの仕業だ。鼻先を使って土を掘り、土の中のミミズを食べるらしい。にしても、すごい力だ◆できれば空き地の全部を掘ってもらえれば、除草の手間が省けるというものの。昨年も同じ場所が同じように掘り起こされていて、反対側の畑の収穫時期のサツマイモが食べられないかと心配したが、幸いにもイノシシはやっては来なかった◆多分、周りの草が切ってあることと、人間(私)の匂いがするからだろうと思っている。いつだったか隣の住人の方が「この前、あんたの家の屋根の上で猿が腰かけて何か喰ってたバイ。猿だけでなくイノシシや鹿も山から下りてくるので、サツマイモなど取られないようにしないと」と助言をいただいた◆もうすぐ、ブルーベリーとイチゴが収穫できる。毎年、ネットを張るぐらいしかできないが、これまでのところ被害は無い。サツマイモは、⒛本の苗の内、3本ほどの苗の葉っぱが溶けていた。多分、根が生えてくれば葉っぱも復活すると思う。紅あずまと安納芋の二種類のサツマイモの秋の収穫までが待ち遠しい。この先、イノシシには、サツマイモには手を付けずに、空き地のミミズだけを食べるようにしてほしいと願っている。

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徒然日記 Vol 508

 いつの日かを夢見て

 先日、小雨降る中、高森に行き、畑にさつま芋の苗を植えてきた。高森町の根子岳の麓に工房を借りて、やがて10年。400坪の土地に古びた家と倉庫が2棟。畑には、あまり手がかからない、ブルーベリー・イチゴ・アスパラガス・ダラの木などを植えている◆議員を辞めた後は、この高森に引きこもり、野菜や鶏を育て、晴耕雨木(木は木工)の自給自足の生活をしようと思っている。年金だけでは、食べていけないので、木工の作品をいくつか作り、ネットでの注文販売などをしたいと思っている◆市議会議員の選挙は、再来年だ。当選させていただければ、この先、残り6年の任期となり、その時には73歳だ。あと何年生き延びることができるかわからないが、できれば目が見えて、手先が動くうちに、高森での生活を始めたいと願っている◆家も倉庫も、屋根や天井や壁が傷んで、相当手を入れないと生活はできない。元気なうちに、少しづつ自分で修理しようかと思っている。雨に濡れながら、いつの日かを夢見ながら、さつま芋の苗を植える私なのだ。

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徒然日記 Vol 507

いずこへ?

 これまでに議会ごとにコミニティーセンターなどの4カ所で、市政報告会を開いてきた。しかし、このところコロナの感染拡大で、昨年の10月以降、報告会が開催できないでいる。3月議会後の報告会として5月の22日と29日に計画していたが、コロナの感染が収まらずに、会場も使用できなくなり、残念ながら延期とした。予定としては、五月の連休中に支持者の100名以上の自宅を訪ねて、案内状を手渡すつもりでいたが、何もできないままに連休を終えた◆それでも、連休中は校区の自治会や防災委員会などの仕事や、議員の政務活動費の清算のための書類作成、合間に地域のいくつかの陳情などを受けて、それなりに活動してきた。忙しいといいながらも、時には先月に購入したダッジオーブンでローストチキンを作ったり、木工の注文品を作ったりもしてきた◆そして、昨日は、日頃から気になっていた自分の衣類や靴下などの整理をした。冬用のセーターやジャンパーなどを洗濯し、バラバラになっていた下着や靴下などを整理した。靴下の入った引き出しには、片割れが見つからない靴下が山のように出てきた◆トランプの神経衰弱のように、いくつものひとつになった靴下を床に広げて、ペアとなる靴下を探した。孫たちの引き出しの中なども探して、やっと五足ほどは見つかったものの、およそ30足が見つからない。冬物も片付き、下着や靴下入れの引き出しはスッキリしたものの、モヤモヤとしたままに終わってしまった。この狭い自宅のどこかにあるはずであろう、靴下はいずこへ?

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徒然日記 Vol 506

素敵な出会い

 先日、久しぶりに一泊二日(車中泊)で天草に釣りに行ってきた。釣果は20cm前後のアジが八匹のみで、あまり釣れなかった。それでも、釣りだけでなく、色々な所に出かけて素敵な出会いもあり、のんびりとした時間を過ごすことができて、心の洗濯ができた。初日は夕方から小雨の中、牛深の手前の深海漁港で23時ごろまで釣り。二日目は、朝から釣りをして昼前には移動。途中、宮地岳町の「道の駅かかしの里」に立ち寄った。以前から、道沿いにたくさんの案山子が立ち並んでいて、気になっていた。道の駅は、3月末にオープンしたばかりだった◆廃校になった小学校を利用した道の駅で、蕎麦やラーメンなどを提供する食堂もあり、地元のお土産の品なども販売していた。入り口から、館内まで多くの表情豊かな案山子たちがいて、遠くから見ると人か案山子かわからず、活気があり楽しい雰囲気だ。地元の方々の手づくりでの案山子で、それぞれが個性的で、温かく、何かしら笑える。家族連れのお客さんも多く訪れて、賑わっていた。ちなみに町の人口が500人程度で、案山子が町のいたる所に300体以上あり、街の人口の半分以上が案山子ということ◆お昼は、本渡町に行き、スマホで調べた博多ラーメンの仁太郎という店に。あまり期待していなかったものの、これまで食べた博多ラーメンの中でベスト3に入るほど、とても美味しかった。店を出ると、目の前に丸尾焼の窯元のお店があった。そこで、湯のみとハンカチを買った。丸尾焼といえば白っぽくて優しいイメージを持っていたが、私の買った湯呑は、黒くて渋い雰囲気だ。そして、ハンカチは楽しい色合いとデザインが気に入って、自分には似合わないと思いつつも、買ってしまった。作者は、段ボールを使った作品で知られる日比野克彦さんの妻のひびのこづえさん。舞台などの衣装を作る作家さんで、衣装以外にもハンカチや小物や帽子など、KODUEブランドとして販売し、相当売れているようだ◆窯元を後にして、夕方からの釣り場の龍ヶ岳町に移動。途中で、栖本町の温泉センター「河童ロマン館」に。龍ヶ岳山頂での毎年の夏のキャンプの時に利用する温泉で、とても綺麗な施設で、泉質はツルツルしていて、湯上りが気持ちよくて、大好きな温泉だ。温泉の後、夕方から二時間ほど龍ヶ岳の堤防で釣りをしたが、何も釣れなかった。夜の8時過ぎには帰宅。家族に「もう一泊するのかと思った」と言われてしまった。翌日に用事が無ければ、もう一泊したかったところだが、残念。次の天草行きはいつのことだろうか?次の釣行と素敵な出会いを楽しみにガンバロウ。

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