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徒然日記 Vol 498

あ~懐かしきフロッケン

 先日、議会棟に行った日の昼に、散歩がてらにデパート鶴屋の地下の食品売り場を歩いた。平日でコロナ禍の中だというのに、店内は女性を中心に、多くの人たちでごった返していた。何を買うでもなく歩いていて、懐かしい品が目に入った◆「フロッケンザーネトルテ」というケーキだ。サクサクしたパイ生地の間にクリームがたっぷり入ったケーキ。40数年前の名古屋の学生時代に初めて食べて、その美味しさに感動した◆熊本に帰ってからも、時折買って食べていたが、最近はその存在さえ忘れていた。ショーウィンドウの中のフロッケンは、昔の姿のまま。しかし、値段が453円也と思ったよりも高い。買うのを諦めて控室に戻った。しかし、その後も頭からフロッケンの姿が消えずに、帰りに二個だけ買って帰った◆孫たちと切り分けて久しぶりに食べたフロッケン。昔の懐かしい食感と味がして、美味しかった。しかし、以前の味とは少し違うような気がした。きっと、昔のまんまの味なのに、私の舌が変わってしまったのだろう。昔ときめいた人に数年ぶりに出会ったのに、「ん?」というような気分というのだろうか?「今度はいつ?」と思いつつ、最後の一口をなめるようにして口に入れた。

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