徒然日記 Vol 473
地球の未来は・・
先日、息子と孫たちが天草まで釣行。クロやエソに交じって、高1の孫が釣り上げたという、30㌢近くの見たこともない珍しい魚を持ち帰ってきた。調べてみると、沖縄以南に生息する「タテスジフエダイ」という魚種。沖縄から1,000キロ近く離れた、この熊本まではるばると、海流に乗り泳いで来たのだろうか?◆早速、県の職員組合のつてで、水産研究所の人に聞いてもらった。回答は、やはり「地球温暖化の影響で、海水温が上昇したことにより、沖縄以南の魚が北上して天草の海にも住みついているようだ」とのことだった。温暖化の影響で寒い北海道でも、お美味しい米が収穫できるようになった。昆虫や動物たちの生息域にも変化が出てきているようだ◆この数年、地球温暖化に対しての危機感が叫ばれ、様々な取り組みが行われてきたが、その効果は未だ上がらない。このままでは100年後には平均気温が4~6℃上昇し、海水面が上昇しいくつかの島が水没すると言われている。それでも、人類は石油と石炭からの新たなエネルギーの転換を図ることもなく、多量なる二酸化炭素の排出を続け、酸素を供給する森林を破壊し続けている◆私たちの子や孫が成人し、家庭を持つ10年、20年後に、この地球はどうなっているのだろうか?いくつかの国や地域で地球暖化対策をしていても、その効果は限られている。世界規模で取り組まないとヤバい。「今から世界規模で取り組んでも、もう間に合わない。地球温暖化に歯止めはかからない」と嘆く学者もいる。南の海からやって来たタテスジフエダイを見ながら、地球の未来を思うと背中が寒くなる。
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