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徒然日記 Vol 469

頭が良いのか悪いのか・・・

 私には孫が二人いる。上の子は、高校一年生の男子。この子は、今は頑張っているが、中学時代は勉強が嫌いでクラスではビリに近かった。そんな孫が、先日、テストが終わって帰って来てから一言。「今日は歯ごたえがあったバイ」と・・・。「手ごたえだろうが!」と突っ込みながら、つい笑ってしまった。この前は、釣行の帰りの車の中で、眠気覚ましを兼ねて、ことわざや言葉等をどれだけ知っているかテストをしながら帰った◆驚くことに、私の問う問題のほとんどの意味を知らなかった。知らないのに、適当に答えるその内容が笑える。「『人間万事塞翁が馬』って、どういう意味?」と聞くと、「人間?バンジー?」と聞く。「『背に腹は代えられない』ってどういう意味?」と聞けば、「整形手術でも背中と腹を入れ替えることはできない」と答える。「『燦燦と』と言う言葉を使って例文を作りなさい」と言えば、「雨が燦燦と降り注ぐ」と答える始末だ◆ちなみに別な文字で雨の降る様子を表すが、孫の答えはあてずっぽうなのは確かだ。20問ほどの問いにきちんと答えることができたのは、唯一「矛盾」という言葉の言われ、だけだった。頭が悪いとは思ってはいたが、これほどとは思ってもいなかった◆しかし、いくつかの頓智のきいた答えには、大いに笑ってしまった。親馬鹿ならぬ、爺馬鹿かもしれないが、「頭は悪いが、ある意味で頭がいいのかもしれない」などと思ってしまう。性格は優しく穏やかで、将来はどんな大人になるのか、楽しみでもある。その日は、途中で休憩してしばらく寝ようと思っていたが、孫のおかげで眠くなることなく真っすぐ家に帰ることができた。

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