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徒然日記 Vol 470

男でなくなる?!

 私事で恐縮だが、男性でこれから経験するかもしれない方のために、お知らせしようと思う。先日、前立腺癌の疑いで一日入院して、検査をした。結果は、癌細胞は見つからず、定期的な検査をすることになった。結果だけを書くと、ほんの数行のことだが、検査に至り結果がわかるまでの間、色々なことを経験し、考えさせられた。発端は、9月末の朝から翌日の夜まで血尿が続いたこと◆以前、一回だけ血尿が出てびっくりしたが、きちんと検査しなかった。今回は、心配で近隣の泌尿器科に受診した。結果は、より詳しく検査したほうがいいということで、大きな病院の泌尿器科を紹介してもらった。その病院のMRI検査で前立腺に5ミリほどの腫瘍が見つかり、一日入院しての検査を受けた。その検査はというと、肛門から検査機器を投入し、前立腺に10か所針を打ち込み細胞を取り検査するというものだ。下腹部に麻酔を打ち、手術台の上で脚を広げての検査だった◆目の前にはカーテンがあるものの、意識は有り、検査する人の声も聞こえる。肛門に何かを押し込まれ冷たい感覚を覚えた時に、カーテンの向こうで「たぶん何も感じないはず」の声、そして大きな声で「福永さん何か感じますか?」の問い。「冷たいです」と言うと「感覚があるんですね」と言う。その後、プシュッと言う音と少しの衝撃を肛門内に感じる。今度は「痛くありませんか?」の問い。「痛くない」と答えると「麻酔が効いてる」の声。『麻酔が効いてなかったらどうなるんだ』と不安になる。その後、9回の打ち込み。屈辱的な姿で手術台に乗る私の目の前のカーテン越しでは、検査をする人たちの私語が。「今年の夏は何処も行けんかった」「俺も」など◆「こら~真面目にしょっとか~」と叫びたくなった。血尿が出て、検査に至るまでの一カ月間、癌を心配して、前立腺癌の手術内容や後遺症等を詳しく調べた。前立腺癌が見つかると、ステージにもよるが、ほとんどが外科的な手術を行い、用心のために全部摘出する。全摘すると、「男性としての機能を失う」とあった。ある意味で、男でなくなってしまうのだ。ショックだった。検査結果を聞く日までは、癌が見つかり、他に転移していないかの検査があるものと覚悟していたので、経過を見ることになり、ホッとしたものだ。しかし、将来、癌になる可能性は残っている。用心しなければならない。ちなみに、「癌の疑いあり」と言われた日は、昨年、癌で亡くなった弟の命日の前日だった。命日の日に、墓前に花を添えて『あなた(弟)の分まで生きるつもりだったけど、もしかしたら早めにそっちに行くかも』と報告したものだ。

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