徒然日記 Vol 464
弟、逝きて早一年
五つ下の弟が癌で亡くなってから、早いもので明日で一年となろうとしている。私のメールには、弟とやり取りした多くの文章が未だ残っている。癌を宣告されて死を覚悟して、私たちに弱き姿を見せることもなく、癌と五年間闘い、逝ってしまった◆5年の間に、家族のために家をリフォームし、庭をきれいにし、身の回りの品物を整理し、墓を作り、遺言まで残した弟◆今さらながら、その生き様と死に様は、私にはできそうにもなく感心してしまう。子どもの時から、優しくて思いやりがある男だった。五つ離れているということもあり、一度も喧嘩をしたことがない◆いつだったか弟が元気な頃に、私の木工房がある高森に来て「この近くに土地を買って、キャンプ場を創り、息子と一緒に経営できたらいいな」と言っていた。夢は叶わず、この世を去った弟のために、明日、お墓に花を手向けようと思う。
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