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徒然日記 Vol 448

感染拡大が止まらない

 コロナの感染者数は、この数週間で全国規模で激増。熊本県も、先週の一週間で感染者総数242名(8月3日現在)のうちの半数近くの100人以上が感染。感染者は、地域も広がり、2~30代を中心に、子どもからお年寄りまでと様々だ。特に、職場でのクラスターや家庭での感染が広がっている。東京以外の全国規模でのGotoトラベルキャンペーンも始まり、今後、更に人の動きが活発になる。お盆の後の二週間ほどすれば、更に感染者が増大しないか懸念される◆国のコロナ対策の方針は、国民に対して、新たな生活様式を取り入れての生活を求めつつ、経済対策としてのGotoトラベルキャンペーンを展開。車の運転で言えば、ブレーキをかけつつ、アクセルを踏んでいるようなもの。いつしか、車と同じように、どこかに軋みが生まれるのは必至だ。4月に唐突に出された印象のある全国向けの「緊急事態宣言」からもうすぐ4か月。宣言が解除(5月25日)されてから2か月以上。全国での現在の感染者数の増加数は、緊急事態宣言時よりも大きいながらも、重症者が少ないこと、医療体制がひっ迫していないこと、新たな生活様式が定着したこと、などを理由に、国は「緊急事態宣言の状況にはない」との判断だ。しかし、東京や大阪などいくつかの自治体では、独自判断での感染拡大防止策を打ち始めた◆本日、8月4日には、熊本市議会のコロナ対策会議が開かれ、リスクレベルの最高「レベル4」を宣言することになった。Gotoトラベルキャンペーンで県外からは多くの観光客がやって来るというのに、市民には県外移動等含めて、不要不急の外出の自粛を呼びかける。民間の施設は、現状維持だというのに、高齢者の利用が多い公設の公民館やコミセンの休館・利用停止も実施される。緊急事態宣言時のような飲食業等への休業要請等の対策がないままでの、今回のレベル4の宣言に、何かしらの違和感や不安を感じてしまう◆私の手帳に書いてあった、7月末から9月までの行事等の日程のほとんどが、この一週間ほどで中止や延期となった。夏が終わっても感染拡大に歯止めがかからなければ、秋以降の会議や行事等の開催も危うい。ウイルスに対する特効薬が、未だ開発されないのと同様、コロナ対策の特効薬が見つからないまま、息苦しい暮らしがまだまだ続く。議員として、何かしら頑張りたくても何もできなくて、耐えるしかない日々に、心が重くなる。

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