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徒然日記 Vol 445

降りやまぬ雨

 7月の熊本豪雨から、3週間が過ぎた。死者は65人で、熊本地震での直接死50人を上回った。先日、熊本市議会議員の有志22名と事務局の5名の29名で球磨村での災害ボランティアに行ってきた。6時30分に市役所前に集合し、バスに乗り高速で移動して、人吉市内のボランティアセンターで受け付け、オリエンテーリングを受けて、球磨村に移動した。人吉市では20名の人が亡くなったが、球磨村ではそれ以上の25名(内14名は老人ホームにて)が亡くなった◆当日は、9名ずつ三班に分かれて、三軒の家のがれきの片づけ等を、10時過ぎから15時過ぎまで行った。いずれも球磨川沿いの家屋で二階まで浸水していた。私たちのグループは、町営の住宅で、その日初めて家のドアを開けた所だった。外観は、何もなかったかのように見えるものの、一階は泥にまみれた畳や衣類やタンスなどの家財が入り乱れて散乱していた。乾ききらない泥水とカビの匂いが混じり、マスクをつけての息苦しい中、汗にまみれての作業が続いた◆それでも、9名の力で、二階も含めて家財を屋外に出して、泥も撤去した。全ての生活用品が泥水につかり、使い物にならない状態だった。住まわれていた方は50代ほどの男性。命ひとつを残し、何もかも失われてしまった。2・3年は仮設住宅での生活が続くだろう。帰り際、「身体に気をつけて頑張ってください」と言うことしかできなかった◆昼休みに、すぐ近くを流れる氾濫した球磨川の堤防まで歩いた。水も引き、何も無かったかのように水が流れていた。近くを走っていた鉄道の線路は宙に浮いていた。球磨村を含め、いくつもの橋が流され、道路も寸断された。復興には相当の予算と人と時間が必要だ。毎日、多くのボランティアが被災地に入り頑張っている。しかし、梅雨前線は、いまだに九州にとどまり、今日もどしゃぶりの雨が降っている 。地域によっては、また、避難指示が出ている。自然の猛威の前に、人は何もすべなく、命を守るために、ただただ逃げるしかない。もう、これ以上の被害と犠牲者が出ないことを祈るばかりだ。

〇被災家屋・球磨川・線路

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