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徒然日記 Vol 418

感染が止まらない

 4月16日に全国規模での緊急事態宣言が出された。いずれは効果が出てくるものと信じているが、今のところ、まだ目に見えてはこない。この熊本も、毎日のように2名から3名と感染者が出ていて歯止めがかからない。クラスターによる、これ以上の感染拡大がないことを祈るばかりだ。症状がある人たちが毎日のように検査しているから、感染者が出るのも仕方がない。皆が、これまで以上に外出を控え、人との接触を無くし、手洗い・うがい・消毒を確実に行なえば、感染拡大は終息に向かうはずだ◆心配なのは、感染していても症状が無い人たちが、繁華街や飲み屋や商店などに行き、感染を拡げてしまうことだ。三つの密(密閉・密集・密接)を避けていても、近くに感染者がいないとも限らない。街中の商店街やコンビニなどのレジには、ビニールが下げられ、お金の手渡しはしないようになった。そして、買い物客も二メートルほど離れて並ぶようになっている。そんな中、突然クシャミをしようものなら、近くにいる人は、さっと逃げるだろう。当たり前の話だが、それほど、皆がナーバスになっている◆誰が感染してもおかしくないのだが、家族の誰かが感染したら、大変なことになってしまう。怖いのは、感染した後の近隣の人たち等の反応だ。温泉施設で感染があり、施設名を公表したところ、従業員の子どもが保育園の登園を拒否されてしまった、ということがあった。検査結果は陰性であるにも関わらずだ。陰性であったとしても、後日、陽性になる実態があるから、人は検査結果を信じなくなっているのだ。登園を拒否したのは、差別するなと言われても、他の子どもたちに感染させたくないという、園の意向だろう。その後、子どもは登園できるようになったのだろうか◆子どもを見てくれる人が誰もいない、一人親のその人が感染したら、誰がその子どもの世話をするのだろうか?その子どもが感染していなければ、児童相談所や、養護施設が受け入れなければならない。介護をしている人が感染した時、介護を受けていた人のお世話をする人は、すぐに見つけられるのだろうか?他の介護事業所からの助けが必要だが、それだけの人材がすぐに確保できるだろうか?それまでと同じような介護サービスが提供できるのだろうか?様々なことが想定される今、行政として、きちんと対応できるように、事前に対策を講じておく必要がある。ちなみに、昨日のコロナ対策会議で、私たち市議会議員が感染したら、実名で報道されることになった。私が感染したら「コロナの議員だ」ということで、有名にはなるだろうが、高齢の母や、孫など、家族ぐるみで大変なことになってしまう。

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