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徒然日記 Vol 415

懐かしき日々

   春は出会いと別れの季節。そして、新聞には、県や市の職員の異動や退職者の名前が。かつて、私が県の職員組合の書記長時代に、組合活動を一緒にした仲間の人や、当時、人事課の組織や給与の担当だった人たち等が、退職されたり、課長や部長になったりしていて、感慨深い。私が書記長になったのは、1997年で9年間務めた。あれから23年が過ぎた◆当時は、公務員に厳しい時代で、給与のカットや人員削減等があり、人事課とのやりとりや、総務部長交渉等、相当なエネルギーを費やしたものだ。特に思い出すのが、給与カットの提案を受けての最大の山場の総務部長交渉の日に、交渉前に県庁プロムナードに集まってくれた1500人の県内の自治労の仲間(市町村で働く組合員)の前で、情勢報告をしたことだ◆マスコミも来て、テレビカメラも並び、それほどの多くの人の前で、話をしたことがなく、緊張した。集会の後、総務部長交渉が始まるその前に、突然、胃袋を鷲掴みにされるような痛みが走った。県庁内の医務室に飛び込み、事情を話して胃薬をもらって交渉に挑んだ。我が人生で、あれほどの緊張感を味わったことはない。その後も、様々な事があり、身も心もすり減らして、53歳で書記長の職を辞した◆そのまま頑張っていたならば、きっとこの世にはいない。たとえ生き残っていたにしても、抜け殻のようになっていただろう。その後、市議になり、この春には丸9年となる。県職員労働組合の書記長時代、そして市議として、一番忙しく過ごした熊本地震後を乗り越えて来て、今がある。桜が雨に打たれて散り始めた今日、辛くとも懐かしき日々を思いながら、また、前を向いて歩いて行かなければ、などと思う。

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