徒然日記 Vol 398
癒されてイジられて
議員になって、八年目。初戦を闘った時には、孫の二人は、7歳と2歳。選挙で疲れて自宅に辿り着いた夜に、幼い孫たちに随分と励まされ癒されたものだ。孫二人も、今や中3と小5になり、違う意味で私を支えてくれている。中3の孫は受験生でもあり、自分のことで精一杯の状況。小5のN美は、成長著しく、近頃は、私をイジるのを楽しみにしているようだ◆先日は、朝から、敬老会での出し物のために、ギターを弾き歌の練習をしていたところ、私の目の前に、テレビのスイッチを持ってきた。何をするのかと、思ったら、音量のボタンを押して、音を下げていた。うるさいんだと理解して、声を落として歌っていたら、今度は、目の前で、ストップボタンを押されてしまった◆いつだったか、夕食時に、87になる母とN美の会話に笑ってしまった。母が「わたしの友達が胃癌になって、胃を切ったら、体重が60キロから30キロ台までになった」と、話すと、すかさずN美が「へー胃袋が30キロもあったと?」。思わず「そんなわけないやろ」とツッコミを入れつつ、笑ってしまった。N美は今、自我の芽生えの成長段階としての10歳の壁にぶつかっている。死や人生や将来の仕事の事など、「なぜ」「どうして」「どういう意味」など、様々な疑問を家族にぶつけてくる◆いつだったか、彼女に、10歳の壁の話をして、「あなたが成長するための一つのステップだから、しっかり悩みながらも頑張って乗り越えてね」と伝えた。すると、「そんな壁にぶつかることが、この先、何回もあると?」と、問われた。「爺ちゃんも今だって、壁にぶつかり、へこたれそうになることもあるんだよlと話した。ため息をつきつつ「そうなんだ」の言葉。中3の孫含めて、この先、いくつもの壁を乗り越えながら、幸福な人生をしっかりと歩んでほしいものだ。
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