徒然日記 Vol 395
いつの日か・・・
8月の上旬に二泊三日で、小5の孫N美と二人で天草にキャンプに行ってきた。五月の連休以来、久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことができた。といっても、孫の希望で、二日連続で海水浴に行き一緒に泳ぎ、楽しかったものの相当体力を消耗した。キャンプ場は、山中にあるものの、標高が低いために、夜中にならないと涼しくはならない◆それでも、夜中から朝方にかけては寒いほどだった。孫は、ちょうど10歳で、自我の目覚めか、最近は「死」について考えていて、先日は私の母と、最近亡くなった叔父のことなどの話をしていた。キャンプ初日の夜にも「人はなぜ死ぬのか」「死んだら、どうなるのか?」など色々と聞いてきた◆人はいつかは死ぬ、死後の世界はあるのかもしれない、死ぬことを恐れるのでなくて、どうやって生きるのかが大切、などと、分かりやすく話して聞かせた。しかし、ランプの光だけの暗いキャンプ場のこと、不安になったのか、とうとう、シクシクと泣き出す始末。寝るときは、手を繋いで寝たものの、翌朝には「もう帰ろうか?」などと言い始めた◆心配したものの、午後から海水浴に行き満足したのか、その後は元気に過ごした。夜は、食事のあとに、N美の発案で、テントから離れた芝生の場所にゴザを敷き、トランプをした。その後、寝ころんで夜空を眺めて過ごした。月明かりに照らされた雲が、とても綺麗だった。雲の隙間からいくつかの星が、輝いていた。N美に、宇宙の広大さや、その広大な宇宙の中にたくさんある星の中でも、多くの命が育まれる星としての地球が生まれたことは、奇跡に近いということ。そして、その奇跡の星の地球に僕たちは生まれてきたこと、などを話した。N美に、いつの日か、真の意味で、生きることの大切さや、命の尊さを知ってほしい、と願いつつ。
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