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2019年8月

徒然日記 Vol 396

まぶしいほど青い空の真下で

    私の好きな歌に、ザ・ブルーハーツの「青空」という歌がある。好きなフレーズは「生まれた所や皮膚や目の色で一体この僕の何がわかるというのだろう?   運転手さんそのバスに僕も乗っけてくれないか  行き先ならどこでもいい   こんなはずじゃなかっただろう歴史が僕を問いつめる   まぶしいほど青い空の真下で」◆この歌は、僕にとっての応援歌でもある。特に、今年は、選挙の年であり、忙しく過ごしたので、自分を元気づけるために、この歌を幾度も心の中で口ずさんだものだ。四月の僕の3期目に挑戦した市議選、そして、選対の副事務局長として取り組んだ、七月のあべ広美の参院選が終わった。いずれの選挙も、40%台の低い投票率だった。千回の辻立ちをやり遂げて、選挙を闘ったあべ広美さん。負けたものの、得票率は3%伸ばした。連合の推薦もなく、立憲民主党の協力も無い中、よく闘ったと評価したい◆しかし、風が吹かなければ、野党がいくら共闘しても、自民党の候補には勝てないのが、この熊本の現実だ。民主党が政権を取った時の投票率が、67%台だったことを思えば、多くの人たちが、今の政治を諦めていることが、わかる◆今回の私の選挙では、私が日頃から市政報告会を行なっている校区の投票率が、他の校区よりも高かった。しかし、近隣の校区で、北区の投票率を上回ったのは、地元の武蔵校区のみだった。これからも、きちんと議員としての活動の報告を行い、今の悪しき政治を変えるために、市民の方たちの政治への関心度を高めていかなければならない。私自身が、バスに乗って逃げ出さず、「こんなはずじゃなかっただろう」と後悔せず、歴史に問い詰められないように、するために。

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徒然日記 Vol 395

いつの日か・・・

 8月の上旬に二泊三日で、小5の孫N美と二人で天草にキャンプに行ってきた。五月の連休以来、久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことができた。といっても、孫の希望で、二日連続で海水浴に行き一緒に泳ぎ、楽しかったものの相当体力を消耗した。キャンプ場は、山中にあるものの、標高が低いために、夜中にならないと涼しくはならない◆それでも、夜中から朝方にかけては寒いほどだった。孫は、ちょうど10歳で、自我の目覚めか、最近は「死」について考えていて、先日は私の母と、最近亡くなった叔父のことなどの話をしていた。キャンプ初日の夜にも「人はなぜ死ぬのか」「死んだら、どうなるのか?」など色々と聞いてきた◆人はいつかは死ぬ、死後の世界はあるのかもしれない、死ぬことを恐れるのでなくて、どうやって生きるのかが大切、などと、分かりやすく話して聞かせた。しかし、ランプの光だけの暗いキャンプ場のこと、不安になったのか、とうとう、シクシクと泣き出す始末。寝るときは、手を繋いで寝たものの、翌朝には「もう帰ろうか?」などと言い始めた◆心配したものの、午後から海水浴に行き満足したのか、その後は元気に過ごした。夜は、食事のあとに、N美の発案で、テントから離れた芝生の場所にゴザを敷き、トランプをした。その後、寝ころんで夜空を眺めて過ごした。月明かりに照らされた雲が、とても綺麗だった。雲の隙間からいくつかの星が、輝いていた。N美に、宇宙の広大さや、その広大な宇宙の中にたくさんある星の中でも、多くの命が育まれる星としての地球が生まれたことは、奇跡に近いということ。そして、その奇跡の星の地球に僕たちは生まれてきたこと、などを話した。N美に、いつの日か、真の意味で、生きることの大切さや、命の尊さを知ってほしい、と願いつつ。

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