徒然日記 Vol 384
25年目のおっぱい
先日、小4の孫のN美を、ふざけて抱きしめたところ、N美が「やめて」と言って、嫌がった。1/2成人式を迎える歳になり、少しずつ大人びてきた孫。以前のように甘えてくれなくなった。爺さんとしては、嬉しくもあり、寂しくもありの心境だ。そして、ふと、ある歌を思い出した。それは、中川五郎というシンガーソングライターの「25年目のおっぱい」という歌■一番は「25年目の夜に君のおっぱいは 僕の掌の中でぐっすりおやすみ 25年目のおっぱいはとっても小さいけれど 僕の掌にぴったりでとっても柔らかい 思えば君が少女の頃ふくらみ始めたおっぱいが とっても痛くてつらかったんだってね 25年目のおっぱいは今僕の掌の中 僕は一晩中ずっとこうしているつもり」というもの■私が、名古屋の大学生の頃、寒い夜の下宿屋のラジオの向こうから聞こえてきた、この歌。優しい歌声と、そのユニークな歌詞に、心がほんわかと柔らかくなったものだ。6年ぐらい前だろうか、中川五郎さんのコンサートが市内のお寺であった。客席にリクエストが求められたので、一番先に手を挙げて「25年目のおっぱい」を、お願いした■あの時から、実に40年以上ぶりに聞く肉声の歌だった。また違った意味で、感動を覚えた。当たり前のことだが、孫もいずれは、大人になり、いつの日か良き伴侶に出会い、妻となり母となるのだ。それは早くて10年、遅くて20年先だろうか。その時まで私は生きていたい、と思っている。そして、私がこの世にいなくなった後も、ずっとずっと幸せであれと願っている。
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