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徒然日記 Vol 366

壊れる人壊れる社会

 高齢者に関わっての、近頃の事件の報道を見聞きするたびに、背中が寒くなる。横浜市の病院で看護師が点滴の袋に消毒薬を投入し、高齢の患者が多数死亡した事件。容疑者の女性は、「20人の患者に消毒薬を投与した」と言っているようだ。そして、熊本市の介護施設の職員が入所者の高齢の女性の腹を殴り死亡させた事件。さらには、岐阜市の病院で病室のクーラーが壊れているのに、適切な処置をしなかったために、5人が熱中症で死亡した事件■いずれも命を守るための施設や病院で起きた事件だ。これから高齢になり、病院や施設にお世話になる人が増加していくのに、その場所で殺されてしまうとは!三つの事件をひとくくりで論じるつもりはないが、医療や福祉を担う人のモラルや人格が壊れてしまったがための結果だと思う■今回の事件の当事者である、看護師も介護職員も医者も、命を守るための大切な仕事だ。「なのに?!」である。壊れていく人がいる。そして、壊れた人が、大切な人の命を奪ってしまった■社会全体が壊れつつあるようで、怖くなる。再発を防ぐには、福祉や医療の現場に対して、行政が「法に基づいての調査と指導の強化」、現場による「働く人の質の向上や処遇改善」そして、働くもの同士が連帯しての「労働組合の組織化」などが必要と、考える。しかし、社会全体が、もしかして壊れつつあるのであれば、もっと根源的な原因を見極めて、改善のための取り組みを始めなければならないのだろう。私たちが施設や病院で殺されないために。

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