徒然日記 Vol 357
命を守る力
台湾での二泊三日の旅から一昨日に帰国。今回の豪雨の情報は台湾でも把握していたつもりだが、帰国してテレビや新聞での今回の被害状況を知り、繰り返される自然災害の猛威に、おののくばかりだ。今回の災害で、特に気になるのが、各市町村の避難に向けての情報伝達が遅れて、亡くなった人が多くいたことだ■今回の豪雨にあっては、事前に「過去に例のない重大な被害を及ぼす可能性あり」と、報道されていたにもかかわらず、全国で200名以上の死者と行方不明者が・・・。報道を見聞きすればするほどに自然災害に対する、人の無力さを痛感する。そして、危機管理に対する人の意識の低さが気になる■これまで、自然災害に備えて、ハード面の対策として河川の堤防のかさ上げや、砂防ダムの整備等を行ってきた。しかし、近年の自然災害については、「想定外」と言う言葉で表現されるように、過去に経験したことが無いような、風水害や地震等が起きている。ハード面の対策だけでは、人命を守ることができないのが現状だ■今回の災害を教訓に、自治体等の警報や避難指示の在り方の見直しが必要だと思う。しかし、それ以上に、私たち個々人が我が身を守るために、いち早く危険を察知して、的確に行動する力を養うことが第一だということを、改めて感じている。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 徒然日記 Vol 715(2024.04.09)
- 徒然日記 Vol 714(2024.04.07)
- 徒然日記 Vol 713(2024.03.27)
- 徒然日記 Vol 712(2024.03.20)
- 徒然日記 Vol 711(2024.03.13)
コメント