« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »

2017年10月

徒然日記 Vol 327

諦めずに歩いていこう
    衆議院が解散した時点で、これほどまでに自民党が勝つと、誰が予測しただろう?私は今回の熊本選挙区では、希望の党の1区松野候補を応援したが、相手候補に二万票以上の差を付けられて負けてしまった。終わってみれば、熊本選挙区の4区全てを自民党が独占してしまった◼️辛うじて4区の立憲民主党の矢上候補が、比例で復活当選し、辛うじて野党の一議席を確保できた。今回の選挙は大義なき、森友.加計学園の疑惑隠しの解散選挙と言われた。解散後には、民進党の前原代表が希望の党に擦り寄り、民進党は解体され、そして、希望の党からはじき出された枝野さんが代表となる、立憲民主党が発足。希望の党は、その強引な手法により、後半戦で国民からの人気を失った◼️結果は、自民党が歴史的な勝利をおさめ、公明党と合わせて国会の三分の二以上の議席を確保した。国民の多くは、野党が右往左往している姿に不信を持ち、安定の自民党と、その候補を選んだようだ。そして、森友も加計学園の問題も不問にし、更に憲法改正を目論む安倍政権の維持を選択してしまった◼️テレビでは、早速、憲法改正のための議論が始まった。自民党の閣僚の幾人かが「謙虚に.......」と言っている。安倍総理もはしゃぐことなく、淡々とした様子だ。憲法改正のために、本来の傲慢さを隠し通して、謙虚さを装っているようであり、かえって不気味さを感じてしまう。そう思うのは、私だけだろうか?  敗北の酒は苦いけれど、これからも諦めずに、キチンんと政治のありようを見つめ、より良きまちづくり、国づくりのために、また歩き始めることにしようと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

徒然日記 Vol 326

闘いはこれから

 今日1022()は、衆議院選挙の投票日。私はこの選挙戦、一区松野頼久候補を支持して行動した。「地元での演説会の開催に向けて、一日かけて100人ほどの方々への案内」「選挙カーに乗っての地元遊説」「選挙カーの先導としての地元引き回し」等々。そして、最後の取り組みとして、今日まで友人知人にメールや電話をした■昨年の参院選では野党候補「あべ広美」の選対事務局長ということで、最後の二週間は、事務所内にテントを張って頑張った。そのため、松野選対の事務局長からは「テントはいつ張ると?」と何回も茶化された。選挙は、きついが、楽しい。様々な人たちと知り合えるし、多くの人たちの頑張りが私にエネルギーを与えてくれる■今回の選挙でも、多くの人たちに元気をもらった。前日の案内にも関わらず、夜の演説会に来ていただいた多くの方々。選挙カーが近づくと家から飛び出してくれた人たち。電話をかけて支持拡充を訴えたところ、「友人知人に電話をかけまくってますよ。最後まであきらめずに頑張りましょう」「私は、家族みんな松野さんを応援してます」と言ってくれた人。知り合いの女性は、仕事の後に夜遅くまでボランティアで三日間事務所のお手伝いをしてくれた■松野候補の当落は、今夜未明には判明するだろうし、明日の朝には、全国の状況も見えてくる。松野候補が敗れると、熊本は自民党の国会議員ばかりになってしまう。そして、衆議院の議席を、自民党が過半数を取り、更に安倍政権が続けば、この国は大変なことになってしまう。結果を受けて、明日から、また、新たな戦いが始まる。

↡最終日シャワー通り

2017102114100000


| | コメント (0) | トラックバック (0)

徒然日記 Vol 325

ガラガラポン!?

 月曜日に、今回の選挙について、やりきれない思いと、我が思いを受け入れてくれる政党設立の期待を記載した。その後、枝野さんが「立憲民主党」の立ち上げを発表した。おかげで、胸のつかえが少しは軽くなり、少しは展望が開けた■日本における二大政党制を期待する話は20年程前からあった。民主党が政権を取った時は、その流れができつつあると実感したものだ。しかし、一方では、そう思いながらも、いずれはガラガラポンがあり、政党の枠組みも変わると思っていた。今回の大義無き選挙に乗じて、民進党の新代表の前原氏は、民進党を解体した■地方の声も聞かぬままの独断専行のやり方は、あべ首相と同じようなやり方だ。そして、今になって、希望の党の傲慢さが見えて来て、支持率が下がった。今回の選挙は、政権選択選挙と言われもするが、私としては、国民の働く者の立ち位置で、きちんと日本の未来のために政治ができる人を、きちんと選択する選挙だと思っている。党利党略と、議員個々の生き残り策で右往左往する、議員たち。当たり前の話だが、議員になるのが目的ではないはず、議員になって何をなすかが問われているのだ■いったいこの国、日本は何処に向かおうとしているのか?衆院選が一段落してまた数年後には、またもやガラガラポンンがあるだろうと思っている。仕事に疲れ切った仲間を前にして、政治を変えるために「投票に行こう」と言う我が言葉が、時々虚しく響き、政治に期待する心が奪われそうになる。それでも、疲れて帰ったわが家での、明るく元気に過ごしている孫たちの、声を聞き、姿を見て、「頑張らねば」と思う日々だ。「あきらめたらいかんぜよ」と我が身を励ましつつ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

徒然日記 Vol 324

未来に希望の持てる政治を願って

あの震災から、やがて一年半が過ぎようとしている。しかし、未だ多くの方々が、震災前の当たり前の生活に戻れない状況が続いている。また、熊本城をはじめとして、熊本の復興には多くの時間とお金が必要であり、真の復興までには程遠いのが実状だ。そのような中、1022日には、政権選択選挙とも言われる衆議院選挙が行われる。今回の選挙で国民がどのような審判を下し、県内の各候補の当落、そして、希望の党や自民党がどれだけの議席を獲得するのか、全く混沌として不透明だ■私は、いずれの党が勝利したとしても、大いなる不安を感じている。私は、昨年の参院選では市民と野党の統一候補の選対の事務局長を務めた。選挙戦では「熊本から民主主義を!」をスローガンに掲げ、「集団的自衛権容認の閣議決定の廃止」「戦争法の廃止」「立憲主義・民主主義を取り戻す」そして「早期の震災からの復旧と復興」等を訴えてきた。結果は惜敗したものの従来にない歴史的な選挙を闘うことができたと確信している。しかし、当選した自民党候補の選挙公約だった、熊本地震に対する「特別措置法」は制定されず、「共謀罪」の強行採決など、民の声を聞かない傲慢な安倍政治が続いてきた■そして、今回の大義なき衆議院の解散総選挙となった。この選挙で希望の党か自民党のどちらかが勝利しても、保守二大政党政治の時代となってしまうと思われる。その後は、北朝鮮の脅威を盾に9条を中心とする憲法改正の議論が進められ、そして、いずれは国防費が増額され、社会保障費等の国民の暮らしに関わる予算の縮減や、熊本地震は過去のもとして葬り去られ、県内自治体への復興財源措置の打ち切り等が懸念されるなど、私は、この国の在り方や、地方の未来に対して、大いなる不安と危機感を抱いている■でき得れば、希望の党から排除された候補者を中心に、民主リベラルの党の再生を願ってやまない。いずれにしても、衆院選挙後に、国政の主導権をいずれの政党が担うにしても、その政権が、地方の声、民の声をきちんと受け止めてくれる政権であること、私たちが未来に希望を持てる政策が実行できる国の政治であることを、切に願うものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »