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徒然日記 Vol 320

芋ひろいの教育?!

 

 先日、議会の予算決算委員で、昨年度の決算に関わって、4点について質問した。そのうちのひとつにモンスターペアレント対策について、教育長に回答を求めた。内容は、最近聞いた学校での出来事を事例として挙げての質問だ。私の知り合いが郡部の高森町にいる。その人の息子は小学生。ある日の授業で、芋ほりがあったが、畝の横にサツマイモが置いてあり、芋拾いだった。子どもさんは、がっかりして帰って来たという話。もう一つは、これも郡部の小学校での話だが、「私はきちんと給食費を払っているのだから、こどもには『いただきます』を言わせないでくれ」というもの■いずれの話も、今の時代を象徴するような話で、何ともやりきれなくなる。芋ほりの授業は、収穫体験をすることで、収穫と食べる喜びを知り、サツマイモの育ち方を学ぶ理科の授業でもあり、農家の生業として生産品として、どのように市場に出回るのかという、社会の授業などにもつながるものだ。それを、保護者がきっと、汚れるからという理由で「芋を掘らせないで」ということでの子どもたち全員を巻き込んでの対応だろう。先生たちがきちんとその保護者に対して、芋ほり体験の授業としての大切さや有効性を伝えることなく、事なかれ主義の対応としての事例であり、悲しい話だ■「いただきますを言わせないで」の話にいたっては、言葉を失くしてしまう。こんな親の下で育つ子どもは、将来どんな大人になってしまうのだろうか?教育長の答弁では、「学校では、家庭教育セミナーの開催により家庭との教育の連携を図っている。モンスターペアレント対策は、対応マニュアルもあり、組織的な対応を図っている」ということ。しかし、保護者自体が、多様な価値観を持つ時代の中、モンスターペアレントに象徴される保護者への先生方の対応も、困難を極めていることだろう■教育長には「芋ひろい」に類似するような授業が、「今後、熊本市の学校では無きように」「命をいただくということや食事を作ってくれた人に感謝する等の意味での『いただきます』についても、保護者に知らせる、取り組みを」と要望した。このままでは日本の未来は、とても暗い。自民党は、道徳教育の重要性や家庭での親の教育の責任強化等を訴えているが、それよりも大切な、日本の良き文化や慣習が、今や失われようとしている。保護者に対する再教育が必要な時代になってしまった。さて、その方策は有りや無しや?

 

 

 

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