徒然日記 Vol 322
「いただきます」を言わせない親の話
今回の議会の中で、決算関連で質問に立ち、4っつの質問をした中に、モンスターペアレント対策について教育長に答弁を求めた。先のブログでも紹介したが、郡部の小学校で「お金を払っているんだから子どもには『いただきます』を言わせないで」という保護者がいた、という話をした■案の定、保守系の議員から反響があり、道徳教育や家庭教育の充実が必要、という話があったようだ。しかし、私の発言の趣旨は、そのような親への対応を組織的に毅然として、行なうことを求めたものだ。保守系議員の考えるようなものではない■今や、日本人が失ってしまったものを教育だけでは取り戻せないのが現実なのかもしれない。誰かが冗談で「いただきます不要論の保護者だけ集めて、一度飢餓体験をさせればいい」と言っていた。面白いが、現実味がなく、たとえ実現したにしても、一度植え付けられた価値観は、そうたやすく変わるものでもない■では、どうしたらいい?その答えは無い。しかし、私たちは、第一に命を「いただきます」と言う意味での「いただきます」の言葉の重さを、諦めずに伝える努力を怠ってはならいと思う。このままでは、この国の未来は無い、と思うから。
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