徒然日記 Vol 319
終戦記念日に思うこと
北朝鮮は、8月5日の安保理制裁決議を受けて、グアム沖に4発の中距離弾道ミサイルを撃ち込む案を検討中と発表した。ミサイルが発射されれば、島根・広島・愛媛・高知の4県の上空をミサイルが通過する■これに対して日本は、ミサイルを撃ち落とすために、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオットと、日本海上にイージス艦を配備するという。このまま、米国と北朝鮮の脅し合いの外交が続けば、大変なことになる■現在、国民の半数以上が、憲法改正に反対であるが、北朝鮮がミサイルを発射すれば、今後、国民の多くが憲法改正を望み、そして、北朝鮮への報復を望むのだろう。政府として、日本国民の命を守ることは重要な責務だ。しかし、対話無き安易な武力行使は、悪しき戦争への道を突き進むことになる■あの悲惨な戦争を経験した日本の役割は、米国との共同の武力行使ではなく、日本としての平和のための対話を求める、外交力を発揮すべきだ。今、私たちは、戦争と平和の狭間にいる。この危機を乗り越えなければ、大変な時代がやって来る。
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