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徒然日記 Vol 311

元気をもらって

長い連休が今日で終わった。笑い話で、遊び疲れて家にたどり着いた家族が、皆して「わが家が一番」とため息をつく。だったら、家にじっとして、遊びに行くなよ。という話。私は、家族と宮崎に一泊のキャンプと釣りに行ってきた。あいにくの雨で、キャンセルがあり、広いキャンプ場には私たち家族だけだった。おかげで、ギターを弾いたり、孫たちとゲームしたり、夜遅くまで大いに楽しむことができた。翌朝に海岸を散歩した。朝の7時だというのに、海の中にサーファーが3人ほど波を待っていた。その横では、釣り人もいた。私たちは、近くの堤防で、昼前から夕方まで釣りをして、21時過ぎに帰宅した■翌日の土曜日には、高森のNPO法人「阿蘇フォークスクール」の総会と交流会に会員として参加して来た。10年近くフォークスクール主催で毎年、春と秋に「アート&クラフトフェア」を開いているが、昨年の震災の影響で、道路事情も悪くなり、更に昨年の秋のフェスタ前日には、阿蘇山の噴火もあり、作品を出展する作家もお客さんも激減した。震災後には学校の校舎も平日は閉鎖して、土日だけの開放となった。私は、議員になる前には、二年間ほど教室を借りて作品作りや、親子での木工教室などをしていたが、今では教室を借りる作家さんもいなくなった■夜の交流会では、理事さんたちと、どうしたらお客さんを呼び込むことができるのか、酒を酌み交わしながら語り合った。休日は高森に行く途中の道の駅や、温泉や公園などは多くの人で賑わっているのに、フォーークスクールはひっそりとしている。校舎内には、絵本や木工玩具などもあり、子どもたちを連れて、静かに一日のんびりと過ごせる魅力的な場所なのに誰も来ない■多くの人たちは、遊び道具があり、整備された施設やイベントがある所に集まっていく。混雑していることや、渋滞していることを知っていても、人が集まる。人混みが嫌いな私には理解できない光景だ。高森での交流会の後は、校舎の横に車を停めて、車の中で寝た。翌日は6時過ぎに起きて、運動場で飛行機を飛ばした。そして、地元校区の集まりがあるので、熊本に帰った。連休最後の日とあって、故郷から自宅に向かう、県外のナンバーを付けた車が多く走っていた。私にとって、この連休は、孫たちとしっかり遊ぶことができ、歌も久しぶりに大きな声で歌い、釣りも満喫した。何よりも、美しい山や海の景色を目にし、鳥のさえずりや波の砕ける音などを耳にして、自然から元気をもらった連休だった。また、忙しい日々が続くガンバロウ。

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