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徒然日記 Vol 300

想像力と創造力

 6年前の議会での初登壇時に質問した中に、子どもたちの想像力と創造力を高める教育の必要性を訴えた。その時の話では、私が二年近く働いたある町の小学校に併設されていた、学童保育の現場でのことを伝えた。その学童保育の現場では、子どもたちに勉強以外に、ビー玉やコマや竹馬などの伝承遊びなども教えた。そして、私の木工製作の廃材を使っての工作も実施した■その時に感じたのは、子どもたちの想像力と創造力の無さだった。木工の廃材をブルーシートに広げ、私が作った作品も並べて「さー何か作ろう」と呼びかけても、興味を示すのは50人中10人程度で、実際に頭や手を動かす子は3~4人しかいなかった。中には「設計図は?」などと聞く子もいた。私は、「これとこの板を組み合わせれば動物や乗り物などができるのでは?」とアドバイスした。あの日、勉強は不得意だが、遊びが得意なR君が一番興味を示し、ヘリコプターやカマキリなどを私と一緒に作った■あの日、何も無いところから、想像力を働かせて、形にする創造力が、今の子どもたちには欠如しているのではないだろうか?と思ったものだ。想像力と創造力が必要なものには、モノ作りだけでなく、絵を描いたり文章を書いたりすることも含まれる。スポーツもそうだろう。長い人生を生きていく上でも、必要な力だと思う■「一人ひとりの個性を尊重する教育を」と言われて久しい。しかし、私たちの子ども時代に比べて、個性のある子は少なく、個性のない画一化された、妙に聞き分けのいい、勉強の得意な頭のいい子ばかりが増えてはいないだろうか?そして、そんな子たちほど、想像力と創造力が欠如しているような気がする。あの日、学童の教室の片隅で目を輝けせてモノを作るR君の姿を思い浮かべながら、そう思う。

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