« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »

2016年11月

徒然日記 Vol 282

夢は叶わなくとも

小学生の孫たち二人に「将来何になりたい?」と聞くと、小6の男の子は「人の役に立つロボットを創る人」、小2の女の子は「お医者さんかな?」と答える。ちなみに私の小学校時代は、絵描きになりたいと思っていた◾️しかし、段々と現実が見えてきていつの日か諦めてしまった。そして、公務員になり、まさかの議員になった。それでも、絵描きにはなれなかったものの、物づくりとしての木工を「木こり屋」として10年以上続け、様々な作品を作り続けて来た◾️最近、景色や花などを見て「いいなぁ」と思ったとき、携帯で画像を記録して、水彩で絵を描き始めた。時間があれば、その場所に腰を据えて、景色と向き合って描きたいところだが、今はそんなことはできない。感動したそのままに、形や色や光を表現したいが、技術が伴わず満足できる作品は少ない◾️それでも、絵を描いている時間は、木工製作と同じように熱中できる。近頃、木工作品に加えて、絵画など、何かしら形のある物をこの世に残せたらいいなと思うようになってきた。そして、その作品で人を感動させることができれば、もっといい。絵描きになる夢は叶わなかったけれど、そう思う。

↓夏の日、湯布院に行く途中の景色

2016111517390000


  ↓コスモスと根子岳

2016111517230000_2











| | コメント (0) | トラックバック (0)

徒然日記 Vol 281

地域の絆で・・・

 昔から様々な地域で季節ごとに夏祭りやどんどや等、様々な行事が行われている。私の住む北区武蔵校区でも、毎年お正月のどんどやから始まり、地蔵祭りや夏祭りや秋フェスタや年末の餅つきなど、様々な行事が行われている。昨日の土曜日から今日にかけては、秋フェスタが小学校で行われた。もう、⒛年以上も続く秋の祭りの行事だ◾️4年前ほどから、フェスタの前日の夜に「武(たけ)あかり」の名称で武蔵小学校のグラウンドに、手づくりの灯篭の明かりが灯されるようになった。私も、陽が落ちた19時過ぎから見学に行ってきた。グラウンドの一角に、事前に準備された灯篭と、地域の子どもたちが持ち寄った牛乳パックの灯篭など1000個以上が美しく光り輝いていた◾️翌日の日曜日は、グランドゴルフや昔あそびなどが行われ、手づくりの焼き鳥や揚げパンの店や、すのこづくりの木工コーナーなどが設けられ、子どもたちを中心に多くの人たちでにぎわった。この行事は当初秋祭りとして、⒛年以上前、土曜日が休みとなった頃から、PTAを中心に始まったとのこと。夏祭りやどんどやも、40年以上も前から続いている◾️これらの行事を毎年継続して開催するためには、地域の絆が無ければ、けっして続かないものだ。そんな中、震災を受けて、この夏、夏祭りが中止になった地域もあった。夏祭りが無かったことで、地域の絆がほつれてしまわないかと、心配になる。たった一つの灯篭よりも、多くの灯篭が並べられて初めて、美しい光景が生まれる。そしてその灯篭には一人ひとりの願いも灯されていると思う。全ての地域の人々が震災に負けることなく、絆を紡ぎ続けてほしいものだ。

■武あかり ↓
2016110618030000

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »