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徒然日記 Vol 278

真っ白い棺桶の中で

 衝撃の体験(前立腺がんの診察での触診)から一週間後、再通院して、PSA検査(前立腺癌のための血液検査)の数値が高かったので、MRIの検査を受けることになった。真っ白いでっかい棺桶のような機械の中に入り、ヘッドホンをつけて約40分間じっとして過ごした。「工事現場のような音がします」と説明があったが、その通りだった◾️初めは静かにゴンゴンゴンと音がして、しばし無音。その繰り返しの後、今度はギョワンギョワンギョワンとまた違った音。そして静寂の後、今度は緊急事態を知らせるようなキュンキュンキュンと高い音と、低いギャンギャンギャンという音が混じって、更に振動まで。おかげでMRI内で眠れると思っていたが、退屈することなく不思議な世界を体験できた◾️できるならば次回からは、ヘッドホンで大音量で好きなジャンルの音楽が聴けたらいいなと思った。といっても二度目があるとすれば、症状が悪くなった時だから音楽どころではないだろう。検査の後、MRIでの画像を見せてもらった。膀胱や前立腺が輪切りになってはっきりと見えた◾️膀胱にも前立腺にも影は見えず、「今のところ癌らしきものは無いだろう」との診断だった。結果、6ヵ月以内に再通院してPSA検査を行い、以後、経過を見ていくことになった。検査の数値が高くなったら今度は、組織検査が待っている。そうならないように、少しは節制しなければ。

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