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徒然日記 Vol 280

政務活動費を使って

 11月末に、今話題の政務活動費を使って名古屋に行ってきた。28日の朝から飛行機で行く予定だったが、天候不良で欠航となり新幹線で名古屋に向かった。当日の午後に名古屋市の防災対策について視察予定だったが、中止することになった。それでも、名古屋市役所に17時前に到着し、議会事務局に行き土産と引き換えに準備してあった資料をもらってきた。資料を読み不明な点や質問がある時は、担当課とメールでやり取りをしてもらうことになった■翌日は、村上市議の紹介の「わっぱの会」の視察に行ってきた。この会は、1971年に一人の障害者と二人の健常者の共同生活から始まった所だ。その三人のうちのお一人である代表の斎藤さんに会って、話を聞いてきた。その理念の素晴らしさと、これまでの実践に対して深く感銘を受けた。70年代当時、障害者を施設に隔離するのではなくて、障害の有無に関係なく誰もが平等に社会の中で生きることを求めて、三人での活動が始まった。当初は、生活するのに精一杯だったが、数年後に共同作業所を設立し、更にパン屋さんを開業(一年間のパン屋さんでの終業の後、当初はダウン症の方と二人で運営)。無添加で国内産の小麦粉を使用し、美味しいと評判になり、以後、事業の拡大を図ってこられた■現在では、障害者と健常者で240名規模で、パンの製造販売に加えて、リサイクルセンターや無農薬で化学肥料を使わない農産加工品の製造と販売、更には子ども食堂の運営など幅広い事業を展開されている。一番の驚きは、障害の有無や能力に関係なく一律平等に支払われている分配金だ。行政の支援もある中、事業収入を働く者たちで分配する制度を発足当時から運用されている。現在では、障がい者も健常者も共に最低でも月20万近くの分配金を支給しているとのこと■ほとんどの障がい者の働く場がなかった時代からこれまでの活動の中には、多くの苦労があったことだろう。障害のある人もない人も共に生きる社会づくりを、40年以上も前から実践されてきての今。理想を追い求めて実現されてきたその取り組みに、心から敬意を表したい。代表の斎藤さんは、名古屋大学の工学部出身で、ボランティア活動を通して福祉の道を選ばれた。現在、68歳。なお一層のご活躍を祈りたい。

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